離婚を考えている既婚女性の3人に1人が「休日、夫と過ごさない」――そんな調査結果が株式会社リンクス(東京都港区)による「夫との離婚」に関する意識調査でわかりました。では、「夫と離婚したい」と思いながらも離婚に踏み切れないのはどのような理由があるのでしょうか。
調査は、同社が運営する既婚者向けマッチングアプリ『既婚者クラブ』の20~59歳の既婚女性ユーザー3000人を対象として、2025年5月にインターネットで実施されました。
調査の結果、全体のうち約5人に1人が「夫と離婚したい」(19.9%)と回答しました。これを子どもの有無別に見ると、「子どもがいない」と答えた既婚女性(936人)では11.11%だったのに対して、「子どもがいる」と答えた既婚女性(2064人)では23.89%と、「子どもがいる妻」ほど離婚を望んでいることがわかりました。
そこで、「休日に夫と過ごす時間(睡眠時間を除く)」を聞いたところ、「ほとんど一緒にいない」(32.3%)や「3時間未満」(19.6%)に回答が集まり、「夫と離婚したい」と感じている女性の3人に1人は、すでに物理的にも距離がある状態で、「別居でもない、同居でもない」というグレーゾーンな“仮面同居“であることがうかがえました。
では、「離婚に踏み切れない理由」にはどのようなことがあるのでしょうか。
この質問に対しては、「経済的な不安」(47.6%)が最も多く、次いで「子どもがいるから」(46.9%)、「1人でやっていく自信がない」(18.4%)、「話し合いが難しい」(17.6%)といった回答が続きました。
回答者からは、「離婚に必要な手続きが面倒すぎて無理」「今、調停中。夫が応じない」「日々が“我慢の積み重ね“。でも子どもを思うと踏み切れない」「介護や老後資金などがチラついて離婚を迷っている」といった声が寄せられ、一歩踏み出せない理由の裏には、「感情」だけでなく「制度」「手続き」「社会的リスク」があることが浮き彫りになりました。