結婚生活が長くなるにつれ、夫婦関係の変化は避けられないもの。浮気が発覚する夫の行動や、夫婦別室で寝る利点と課題、さらには「旦那が嫌い」と感じる理由まで、2024年も結婚生活のリアルを浮き彫りにする調査が次々と発表されました。注目の結果を振り返ります。
既婚女性3000人に調査 約5人に1人が「旦那が嫌い」 嫌いになったきっかけは?
突然ですが既婚女性のみなさんに質問です。ズバリ、パートナーのことは嫌いですか。ノマドマーケティング株式会社が全国の30~59歳以下の既婚女性3000人を対象に実施した調査によると、2割弱の人が「旦那が嫌い」と回答したことがわかりました。
「旦那のことが嫌いになったきっかけ」について複数回答で答えてもらったところ、「思いやりがない」(754人)が最も多く、次いで「家事をしない」(602人)、「金銭感覚が違う」(464人)、「育児をしない」(427人)などが続きました。
さらに、「旦那が嫌いでも離婚しない理由」を教えてもらったところ、「経済的理由のため」(878人)、「子どものため」(759人)、「離婚するほどではない」(738人)といった回答が上位に並びました。
不倫・浮気経験者の約7割「離婚を望んでいない」 不倫・浮気をする理由…女性「相手を好きになった」、男性は?
不倫・浮気経験のある人は、現在の配偶者との離婚を考えているのでしょうか。株式会社LOVE is ALLが、子どもをもつ全国の35歳以上45歳未満の既婚男女1996人(男性1000人/女性996人)を対象に「結婚後の不倫・浮気」についての調査を実施したところ、不倫・浮気経験がある人のうち、約7割が「離婚を望んでいない」ことが分かりました。
また、不倫・浮気をする理由については、男性が「性的欲求を満たしたい」、女性は「相手を好きになった」がそれぞれ最多となったそうです。次点は、男性が「刺激が欲しい」、女性は「なりゆき」となり、不倫・浮気をする理由は男女で大きな違いが見られました。
浮気・不倫が妻にバレる“夫の行動”1位は? 3位「外出が増えた」、2位「帰りが遅くなる日が多い」
昨今、不倫をされた妻を意味する“サレ妻”がSNSやネットニュースで話題になっています。HiClub株式会社が提供するSNS『GRAVITY(グラビティ)』が全国の20〜39歳の女性403人を対象に行った「サレ妻と不倫」に関する調査によると、約3割が「夫は浮気している/していた(可能性含む)」と回答しました。
また、「浮気を感じた夫の様子」については、「スマホを肌身離さず持ち歩く」(50.0%)や「帰りが遅くなる日が多い」(46.7%)などに回答が集まったほか、「外出が増えた」(36.7%)、「急に身だしなみに気を遣うようになった」(25.0%)、「会話の辻褄が合わない」(23.3%)といった意見も挙げられ、夫がこれまでにはなかった行動を取ったり、生活習慣の変化などで違和感を与えている様子がうかがえました。
「別の部屋で寝ている」夫婦は男女ともに約2人に1人 別室で寝るようになって悪かったことは?
夫婦で寝室を別々にしている既婚者はどのくらいいるのでしょうか。既婚者マッチングアプリ『既婚マッチ』を運営するアシスト株式会社が全国の20~60代の男女2000人(男女各1000人)を対象に行った「夫婦の睡眠事情」についての調査によると、男女いずれも約2人に1人が「別の部屋で寝ている」ことがわかりました。
「別室に寝て良かったこと」を教えてもらったところ、男性は「相手に迷惑がかからない」、女性は「快適に寝られる」が1位となりました。一方で「悪かったこと」については、男性が「特に感じない」「スキンシップが減った」「夫婦の営みが減った」などと回答。女性は「特に感じない」「寂しさを感じる時がある」「スキンシップが減った」などを挙げていました。