「ミルクを飲み終えた子から順番にカゴにいれますが結局は4頭とも脱走します😅みんな元気いっぱい!
本日より公開です🐾
初4つ子にスタッフもメロメロです🥰🫶」
1月10日、山口県美祢(みね)市にある動物園「秋吉台サファリランド」(@aki_safariland)が投稿したのは、3頭の赤ちゃんライオンがかごの中から必死に鳴いている動画です。
動画には、昨年の12月20日に生まれたというライオンの4つ子ちゃんのうち、3頭が映っています。4頭のうちオスとメスが2頭ずつ産まれたとのことですが、つぶらな瞳でこちらに訴えかけるような赤ちゃんたちの姿に暖かい声援が相次ぎました。
「元気に大きくなってね」
「そんなゆるやかな脱走なら見ていたいな」
「性格の違いがちゃんと出てる」
「しっかり猛獣の血を継いでますね…」
「百獣の王」と言われるライオンですが、生後1ヶ月にも満たないこの時期はまるでぬいぐるみのようです。今では必死に鳴いている様子が可愛らしいですが、これが大人になると迫力のある咆哮になるとは想像もつきません。
スタッフさんたちによって飼育されてきた赤ちゃんライオンたちですが、この日から始まったお客さんへのお披露目にはどんな反響が見られたのでしょうか。赤ちゃんの命名や日頃与えている食事について、秋吉台サファリランドの担当者さんにお話を伺いました。
ーーこのライオンの種類は?
「ライオンはアフリカにすんでいる種類になります。特徴についてですが、オスはタテガミが首の周りからおなかにかけて生えます。群れで生活をしますが、猫の仲間で群れを作るのはライオンだけです」
ーー赤ちゃんたちのお名前は?
「赤ちゃんの名前はスタッフで決めます。決める時期は未定です」
ーー赤ちゃんたちの食事は?
「今は、1回約140mlの猫用ミルク(市販のもの)を1日4回(朝・昼・夕方・夜中)あげています。歯が生えそろってくる生後2か月ころから離乳食が始まり、鶏肉のミンチにミルクを混ぜたものを与えるようになります。
離乳食が始まると、夜中のミルクは無くなり、朝夕離乳食、お昼はミルクになります。このころのミルクの量は210mlになります。生後3か月から完全離乳となって骨付きの鳥もも肉を食べるようになり、生後4か月すぎでは鶏1羽丸々食べています」
ーー赤ちゃんたちの一般公開も始まったそうですね。
「展示していると寝ていることが多いですが、見ているとだいたい『かわいい』という声が聞こえます。見慣れているスタッフからもかわいく見えます」
ーー秋吉台サファリランドで人気が高い動物は?
「一番人気はレッサーパンダです。特に『優香』という個体が人工保育で育ち、その様子がテレビで放送されて全国的にも有名になりました。また、Xでも常連で雪の映像で何回か話題になったことがあります。今は9歳になりましたが、県外からもファンの方がたくさん会いに来られます」
「二番目はホワイトタイガーです。秋吉台サファリランドでは、1985年からホワイトタイガーの飼育を始め、サファリのメイン動物の1種です。2023年に伊豆アニマルキングダムから3姉妹のホワイトタイガーがやってきて、現在は5頭のホワイトタイガーがいます」
「三番目はライオンです。車で回るサファリエリアで見ることができます。サファリランドのライオンはここで生まれ育ったライオンたちです。今回の4つ子も、成長したらライオンエリアで活躍してくれると思います」
「また、番外編として『アフリカハゲコウ』も紹介します。2024年6月に国内で初めて繁殖をし、2025年も1羽孵化をして繁殖賞もいただきました。繁殖賞は日本動物園水族館協会から、国内で飼育している動物が、飼育下で初めて繁殖したときにいただけるものです」
ーー注目のイベントはありますか?
「番外のアフリカハゲコウですが、土日祝の14時から空を飛ぶ様子を見ていただけるイベントを行っています。羽を広げると2.5mになる大きな鳥のフリーフライトは迫力があります」
「ライオンの赤ちゃんは2月28日まで動物ふれあい広場で見ることができます。猛獣の赤ちゃんが近くで見られるのは、とても短い期間です。ご都合のつく方はぜひお越しください。映像でもかわいいですが、本物はもっとかわいいです!」
「百獣の王」の名に相応しく、勇猛な成長ぶりを見せていくライオンの4つ子ちゃんたち。この姿を間近で見られるのはわずかな期間しかありません。山口へご旅行の際は、様々な動物と触れ合える秋吉台サファリランドも観光地の候補にしてみてはいかがでしょうか?