元俳優の前山剛久さん(34)が25日、「真叶(まなと)」という名前のXアカウントを開設した。前山剛久さんは12月、メンズラウンジで真叶という名前のホストとして働いていることを公表し、自身のXで「クリスマス出勤してます!」「素敵なクリスマスを過ごしましょう 」と来店を呼び掛けた。
さらにトナカイの耳やサンタ帽の付いたカチューシャをかぶって、ピースマークを決めた写真などを3枚投稿し、「『その服、衣装ですか!?』って、同じ店の人に言われたんですが、普通にドンキホーテで買いました 笑」などと紹介した。
前山剛久さんは12月20日、「すでにニュースやSNSで拡散されている通り、前山剛久改め『真叶(まなと)』という名前で、現在六本木のCENTURYというメンズラウンジで働いています」と明らかにし、「この決断は、簡単なものではありませんでした。俳優としての活動を止めてから4年。韓国留学、舞台復帰への挑戦、ビジネス。様々なことに向き合い、挑戦してきましたが、正直に言えば、どれも「成功」と呼べる形には至らないまま、時間だけが過ぎていきました」「そんな中で、信頼している知人の方々に相談を重ねる中、このメンズラウンジという選択肢に辿り着きました」と経緯をつづった。
「CENTURYは、いわゆる一般的なホストクラブとは異なり、落ち着いた接客や人としての在り方が求められる場所です。34歳という今の自分だからこそ、真正面から挑戦したい環境だと感じました」と通常のホストクラブとは変わった雰囲気と説明し、「自分には、どうしても叶えたい目標があります。そして、その目標に向かうために、『今の自分にはここしかない』と強く思ったのも事実です」と説明した。
「過去の自分を知ってくださっている方の中には、驚かせてしまった方、悲しい思いをさせてしまった方もいると思います。それでも、自分自身の人生から逃げずに選んだ決断です」「あと少しだけでも構いません。もう一度、自分の夢を信じて、応援していただけたら幸いです」と求めた。
前山さんは、2021年12月18日に急逝した女優・神田沙也加さんと真剣交際しており、その後、2022年1月に芸能活動の休止を発表した。2022年7月に所属事務所を退所し、芸能界を引退した。その後、芸能界復帰の意向を明らかにし、舞台に出演することが発表されたが、「諸般の事情により公演を安全に上演することが難しくなったと判断せざるを得なくなった」などとして舞台に立つことはなかった。