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「ホットカフェラテ、ぬるかった」…コンビニへのクレーム電話がまさかの展開「誰かと話したいだけでは?」

渡辺 晴子 渡辺 晴子

コンビニ店員として働く投稿者がX(旧Twitter)で紹介した、“思わずツッコミたくなるクレーム”が注目を集めている。

投稿したのは「コンビニにいる人達」さん(@konvini5656)。ある日店に入った1本の電話。相手は高齢のお客さんだった。

「今日そちらで買ったホットカフェラテ、ぬるかった」

よくあるクレームかと思いきや、話は思わぬ方向へ進んだ。

店員が「その時スタッフには言いましたか?」と聞くと、返ってきた答えは…「家に帰ってから気づいたから」。続けて「ご自宅まで何分ですか?」と尋ねると「10分ぐらい」。投稿主は思わず心の声で叫んだという。「それは冷めるわ!!」。

この“珍クレーム”の投稿は反響を呼び、

「こういうの本当にある」
「家に帰ってぬるかったは無理がある」
「孤独で誰かと話したいだけでは」

など、元接客業から一般ユーザーまで様々な意見が寄せられている。

投稿主に聞いた「実際どういう状況?」

投稿主に話を聞くと、驚きの詳細が分かった。

●クレームがあったのは“冬の夜”

「冬の寒い時期で、夕方から夜にかけてでした。外が暗かったのを覚えています。私の勤務歴は10年以上経っていましたね」

●電話の口調は「静かに怒っている感じ」→途中から「世間話」に

最初は淡々と怒るようなトーンだったが、話しているうちに徐々に世間話のような雰囲気に。

「このタイプは判断が難しいんです。怒っているのか、そうでないのか…電話は特に慎重になります」

●“ぬるい”クレーム…実は多い

「アイスのボタンを押すとミルクが冷たく出てくるので、ミスによる“ぬるい”クレームはよくあるんです。だから驚きはしませんでした」

しかし今回のケースは明らかに客側の状況。「自宅まで10分と聞いた時は、さすがにあきれてしまいました(笑)」

●最も印象に残った言葉

「『自宅で気づいた』ですね。その瞬間、ああ全部察した…と思いました」

●電話ならではの難しさ

「声だけで怒っているのか判断しにくく、対応が大変でした。こちらが悪いケースもあるので、慎重になります」

●同じような“クレームとも言えないクレーム”は?

「たくさんありますね(笑)。投稿には書ききれないほど遭遇してきました」

ネットで意見が分かれる「クレームの線引き」

SNSでは、投稿をきっかけに“どこまでがクレームか”という議論も広がった。

「10分歩けばほぼ間違いなく冷める」
「温め直して欲しいなら店まで来ないと…」
「伝えたいのは文句じゃなくて世間話だったのでは?」

なかには、アイスや弁当でも同様の“持ち帰り後クレーム”を経験したという声も多く寄せられている。

“接客のリアル”を伝える投稿に共感の声

投稿主はXで、クレーマーだけでなく「変わったお客さん」「大変だった出来事」も紹介している。過去投稿ながら、接客業あるあるとして読者に刺さり、フォロワーも増加しているという。

今回のエピソードについて、「こういうこと、本当にあります。接客業の人たちの大変さを知ってもらえたら」と話してくれた。

一見笑える話のようでいて、現場で働く人の苦労がにじむ。コメント欄では「店員さん、お疲れさまです」「ほんと接客って大変」と労いの声も広がっている。

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