シマウマをサーモカメラで撮影した画像がSNS上で話題になっている。
静岡県浜松市にある浜松市動物園の公式Xアカウントが10月9日に投稿したのは、屋外の木陰でたたずむシマウマをサーモカメラで撮影した画像。温度が高いほど赤く写るのだが、黒い毛の部分だけ見事にはっきり赤く写っている。
撮影し投稿した、浜松市動物園のシマウマ飼育担当、加藤嵩(かとう・たかし)さんに話を聞いた。
――サーモカメラで見た理由は?
加藤:シマウマの体表温度の違いがどのように見えるか興味が湧き、撮影してみました。
――はっきり色が分かれていますが、温度差はどれくらいですか?
加藤:画像上でははっきり色が分かれていますが、実際の温度は大体数度ほどの差。毛の色だけでなく、毛の密度や日光の反射などによっても違いが出ます。約2万円の安いサーモカメラのものなので精度が高いとは言えないです。その日の気温やカメラとの距離、放射率の設定などでも温度に違いが出ると思います。
――これから寒くなりますが、シマウマは大丈夫?
加藤:冬場は雨風を防げるような場所に移動できるようにし、必要に応じて赤外灯も使用しています。シマウマは比較的寒さにも順応するんですよ。
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SNSでは「いろんな動物で見てみたい」「こんなにくっきりと差が出るとは」「黒いところは暑くないのかな?」「てことは、パンダも?」「サーモカメラでもかわいい」などの反響が集まった。シマウマの柄は、熱を吸収しやすい黒と反射しやすい白で温度差をつけ、空気の対流を生み体温を下げるためという説がある。今回の結果ははたしてその説を補強するものになるだろうか?
浜松市動物園【公式】X
https://x.com/hamamatsuzoo