AIの発展がめざましい昨今ですが、「AIに自身の仕事を取られてしまうのでは」と不安に思ったことはありませんか。スタディプラス株式会社が行ったアンケート調査で、高校生の60%が「AIが広がることについて不安がある」と回答しました。
学習管理アプリ運営を行うスタディプラス株式会社が、全国の「Studyplus」ユーザー(高校1、2年生)を対象に2025年6月に調べました。
高校生の6割がAI普及に不安
AIの普及について不安の有無を聞いたところ、「とても不安」(9.7%)「やや不安」(50.3%)でした。不安に感じる理由としては、「仕事を奪われる心配」「人間の思考力の低下への心配」などがあがりました。
危機感抱く高校生
AIの普及に伴い、「新たに学びたい」と思った内容について質問したところ、最多の回答は「AIを使いこなす技術」(38.9%)でした。次いで「語学力」(28.9%)、「コミュニケーション能力」(27.2%)でした。
理由として、「AI社会に適応したい」「AIとの差別化がしたい」などの回答が寄せられました。AIが普及する社会において活躍するために必要なスキルを身につけなくてはならないという高校生の危機感がうかがえます。
AIが普及しても学びたいことが「まったく変わらない」と回答した高校生のうち、16.7%がAI普及に対して「とても不安」と回答。学びたいことが変わったと回答した層に比べてこの「とても不安」という回答が顕著に多いという結果になりました。
【出典】Studyplusトレンド研究所
https://www.trend-lab.studyplus.jp/