みなさんは、定期的な運動をしていますか。グレイトジェネレーション株式会社(東京都大田区)が実施した「40代以上の運動習慣」に関する調査によると、直近5年以内で、定期的に運動を行っていた時期があるものの、運動習慣を継続できなかった理由は、「モチベーションが持続しなかった」が最多となりました。一方、運動を継続できている人はどのような運動を行っているのでしょうか。
調査は、全国の40代以上の男女332人を対象として、2025年4月にインターネットで実施されました。
調査の結果、「現在、週に1回以上の運動を習慣的に行っている」と答えた人は44.9%、「行っていない」が55.1%という結果になりました。
「現在、週に1回以上の運動を習慣的に行っていない」と答えた人に対して、「直近5年以内で、定期的に運動を行っていた時期はありますか」と尋ねたところ、「ない」が88.5%、「ある」が11.5%という結果になりました。
そこで、直近5年以内で、定期的に運動を行っていた時期があったものの、運動習慣を継続できなかった人にその理由を聞いたところ、「モチベ―ションが持続しなかった」(57.1%)が最も多く、次いで「時間が取れなかった」(28.6%)、「ケガをしてしまった」(19.1%)が続きました。
しかし、運動習慣が途切れてしまった経験がある人のうち、85.7%が「今後、運動を習慣的に行いたいと思う」と回答し、習慣的な運動を行う意向が明らかとなりました。
一方、「現在、週に1回以上の運動を習慣的に行っている」と答えた人に対して、「週1回以上、習慣的に行っている運動」を尋ねたところ、「ウォーキング・散歩」(42.3%)、「ジョギング・ランニング」「スポーツ(テニス・ゴルフなど)」(いずれも11.4%)といった回答が上位に挙がりました。
また、「運動を習慣的に行うことが辛いと感じる場面」としては、「疲労がたまっているとき」(42.3%)や「筋肉や関節の違和感・不快感が続くとき」(26.2%)に回答が集まった一方、「特に辛いと感じることはない」(33.6%)という意見も3割ほど見られました。
なお、現在、週に1回以上の運動を習慣的に行っている人が「運動を継続するために、必要だと思う取り組み」としては、「生活リズム(食事・睡眠)を整える」(66.4%)、「身体のケアや疲労軽減」(49.7%)、「運動しやすい環境を準備する」(45.6%)といった回答が上位に並ぶ結果となりました。