「“かわいい”より前に出てくる、“変な猫”感」
そんなコメントと、ハッシュタグ“#香箱座りの亜種”とともに投稿された1枚の写真が話題になっています。写っているのは、キジ白の「クロエ」ちゃん(5歳・女の子)。
猫の“香箱座り”といえば、前足を体の下に折りたたみ、胸の下にしまい込んで箱のような形になる座り方のこと。SNSで、飼い主が投稿する“香箱座り”の写真を目にしたことがある人も多いでしょう。
クロエちゃんも床にペタンと座り込み、一見すると“香箱座り”のようですが…どこか違います。両前足を横に広げ、足先をくるんと内側に折りたたんでいるのです。その姿はまるで羽を広げているかのよう。不思議なポーズに3.6万件超の“いいね”が寄せられました。
まさに「香箱座りの亜種」と言える独特のスタイル。これは日常的に見られるのでしょうか。飼い主のXユーザー・真顔のクロエさん(@magaodemukuchi)に話を伺いました。
不思議すぎる“香箱座り”ーー3年前から定番ポーズに
ーー撮影時の状況を教えてください。
「撮影は2階の廊下部分で、風通しが良く、クロエのお気に入りスポットです。よくここでこのポーズをしてくつろいでいるので、この日もいつもと変わらずそこにいました。それなので、日常の一コマといった感覚で、何気なく撮影したものです」
ーーこのような座り方をするようになったのはいつ頃ですか。
「生後3カ月頃にそれらしいポーズをした写真がありましたが、その後は2歳くらいからよく見掛けるようになったと思います。初めて見た時は『何か変では…?』と思いました」
ーーどんなとき、このように座りますか。
「暑い日や、体が温まってクールダウンさせたい時によくこのポーズをしているように思います」
ーーどんな性格の子ですか。
「真顔で無口、人に媚びることなくマイペースです。そのせいか甘え下手でもあります。まれにある甘えたい時に、どうしたらいいのかわからないようで、背後から前足でちょんちょんとつついてきます。その時ももちろん無言です」
この独特すぎるポーズに、リプライ欄は驚きと笑いで盛り上がりました。
「ほぼ飛行機」
「個性派なのね」
「神の最高傑作」
「前足が気になるな」
「開きすぎててwww」
「堂々としててかわいい。謎あんよ」
「反重力磁場を発生させて離陸する体勢」
「人に例えると『跳び箱を飛び越える瞬間の手足の配置』を香箱座りで行っている…?」