7歳になる元保護猫の男の子、しょぼぼくんを連れて、かかりつけの動物病院に行った飼い主、もんちこ(@tatatano129)さん。
診断の結果は「軽い唾液腺炎」。「ステロイドと抗生剤で様子見」となったそうだ。
そして、「しょぼぼ、昨日から体調崩してしまってハラハラしてたけど、かかりつけの獣医さんに診てもらえてめちゃくちゃホッとした。やっぱり信頼してる先生に診てもらうのがいちばん安心する」と、X(旧Twitter)に投稿していた飼い主さん。
そんな飼い主さんの目にとまったのが、動物病院から処方された「薬」の注意書き、だった。
「不安になる出来事の90分前」
「しょぼぼに処方された抗不安薬を飲むタイミング『不安になる出来事の90分前』でカワイイ」
Xにそう投稿した、飼い主のもんちこさん。
さらに続けて、「これは通院とか爪切りのときにしょぼぼの呼吸が極端に浅くなるから、体重などを鑑みてチアノーゼを予防するためのお薬です。念のため…」と、投稿。
薬が処方された理由について詳しく聞くと、「これは今回診察してもらった症状に関する薬ではなく、先生との会話の中で、『爪切りが大変』『通院の際にしょぼぼをつかまえてキャリーバッグに入れるのに苦労する』と話したところ、『緊張するような場面が苦手な猫にはこういう方法がありますよ~』と提案された形で処方してもらいました」と、飼い主のもんちこさん。
臆病な甘えん坊
名前の由来にもなったしょんぼり顔と、長い手足ともっちりとした身体つきが魅力のしょぼぼくん。
身体は大きいものの、シェルターにいた頃から「臆病な性格」だったそうだ。
その後、飼い主さんご夫妻に大事にされるうち、ちょぴり不器用な甘えん坊くんに成長。しかし、今もやはり「爪切り」と「病院」は苦手なのだという。
「他にも、来客があった時も苦手そうにしています。でもなぜか、雷とか地震にはケロッとしていて不思議です」(もんちこさん)
頑張った後は「たっぷりのおやつ」
今回処方されたのは、抗不安薬の「頓服」。まだ服用はしていないという。
「来月、爪切りにチャレンジする際に使ってみようと思っています。ストレスにならないように工夫していることなどは特にないのですが、しょぼぼにとって嫌なことがあった後は、おやつをたっぷりあげてねぎらっています」(もんちこさん)
猫と人、互いが安全に暮らすために必要な「爪切り」。飼い主さんもしょぼぼくんもストレスなく出来ますように!