「『かたじけない…』て感じで撫でられに来るから甘えんぼヤクザって呼んでる」というつぶやきと共に、tknさん（@tatatano129）がツイッターに投稿した１枚の写真が話題です。そこに写っていたのは、飼い主さんの側にちょこんと座り、三白眼でカメラを見つめる猫ちゃんの姿。「自分不器用なもんで」「cv.大塚明夫か山寺宏一か津田健次郎の雰囲気」と、愉快なリプライも殺到した不器用な「甘えんぼ」猫ちゃんについて、飼い主さんに聞きました。
不器用な甘えんぼ
「謙虚な姿勢のねこちゃんキャワイイ…」「残業して満員電車に揺られるワイやん」「甘えん坊ヤクザという言葉の破壊力w」といった爆笑のリプライも多数寄せられていた猫ちゃんの名前は、しょぼぼくん。新居に引っ越すため、管理会社に提出する予定の「しょんぼり顔のペット写真」でも話題になった、茶白の男の子です。
多頭飼いの家に生まれたせいか、子猫時代から気が弱くておとなしく、ボランティアさんに保護された後も約２年間、里親が見つからなかったという、もと保護猫のしょぼぼくん。ついに飼い主さんと巡り合い、少しずつ甘えられるようになったしょぼぼくんの「不器用な甘えんぼ」姿について、飼い主さんにお話を伺いました。
亀の歩みですが…甘えてくれるように
ーー甘えたくて、三白眼で申し訳なさそうに「なで待ち」をしているしょぼぼくん。なんとも謙虚な甘えんぼさんですね。
「しょぼぼは、なでてほしいときに静かに近くに来て、なでてもらえるまでこの顔で佇むんです。今回もちょうどそのタイミングで写真を撮りました」
ーーもと保護猫のしょぼぼくん。お迎え当初は、「ビビりでマイペースで、本当は甘えたいけど、怖くて逃げてしまう子」だったそうですね。
「本当に亀の歩みですが、徐々に甘えてくれるようになってきました。私が朝起きたときと帰宅したときは、とくに甘えんぼで、”なでて～”と鳴いて催促してきます」
ーーいじらしいですね…。しょぼぼくんと暮らすようになって、tknさんご自身も「変化」したことはありましたか？
「ツイッターでかわいい猫を飼ってる方をたくさんフォローするようになりました。みんな顔つきも柄も性格も個性的で、可愛くてニヤニヤしながら見てます」
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不器用な甘えんぼ、しょぼぼくんについて、「私と一緒に暮らす生活を幸せに思ってくれていたらいいなぁと思います」とツイートしていたtknさん。しょぼぼくんがもっと素直に飼い主さんに甘えられる日が来るといいですね。
