漫画家の矢吹健太朗さん(45)が、24日までにXを更新し、湯沢グランドホテルに家族で訪れた際の出来事を報告した。矢吹さんが2000年7月から2004年6月まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載した作品「BLACK CAT」に、思わぬ形で再会したというエピソードがネット上で話題となっている。
矢吹さんは「家族で訪れたホテルの漫画コーナーで、 まさかの『BLACK CAT』に遭遇!! こんな形で25年前の自作品に出会うとは思わず、 とても嬉しい気分に」 とし、本棚に収まった「BLACK CAT」の写真をアップ。ついで、「子供に花火をくれたり、端々に優しさを感じるホテルだったので、 思わず感謝のメモを残してきました」とコメントし、ホテルに置かれているメモの"利用者のご意見"欄に、直筆メッセージと「BLACK CAT」のキャラクターである「トレイン=ハートネット」のイラストを描いた写真を投稿した。メモの端にはサインも残していた。
「湯沢グランドホテル スタッフのみなさま 漫画コーナーに置かれている『BLACK CAT』の作者です。小さな子供たちへの対応などスタッフの皆さまの心配りがあたたかいこの宿で25年前の自分の作品に出会えてとても嬉しくなりました。ありがとうございました。 また来られる日を楽しみにしております。(いつか本の入れ替えなどでマンガが無くなってもショック受けたりしませんので笑)」(矢吹さんの直筆メッセージ)
SNSでは、「もうそんな前なんや 絵が好きで好きで、、好きでした」「おぉ、これは嬉しい対応だ」「ホテル側の人要望見てビックリするでしょう」「秒でホテルを聖地にする神」「あったけえ…」「BLACK CATだ…!好きだったなぁ〜!」「紙対応で神対応だ!!!」などのコメントがあった。
矢吹さんは、1998年に読み切り作品「邪馬台幻想記」が「赤マルジャンプ」と「週刊少年ジャンプ」に掲載されデビュー。代表作に「To LOVEる -とらぶる- シリーズ」「BLACK CAT」「あやかしトライアングル」などがある。