レンチンだけで美味しく作れるナスの煮浸しレシピがInstagramに投稿され、「簡単なのに美味しかった〜!」「油で揚げなくていいんだ」と反響を集めています。投稿したのは、”農家のおかん”ことなおさん。他にもおすすめの夏野菜レシピを聞きました。
電子レンジで作るナスの煮浸し、材料と作り方は以下のとおり。
【材料】2人前
なす(中) 2個/ごま油 大さじ2
A) 麵つゆ(2倍) 30cc/水 30cc/生姜チューブ 2cm
※大葉はお好みで。
【作り方】
①ナスのへたをとって縦半分に切り、皮に斜めの切り込みを入れる。
②耐熱容器に入れ、ごま油をまぶす。
③皮を下にして、ラップをする。(なすにラップがピッタリとつくように)
④電子レンジでナスが柔らかくなるまで加熱する。(目安 600W 5分〜6分/500W 6〜7分)
⑤よく混ぜたA)をかける。再びラップをして冷めるまで待つ。(味を浸み込ませる)
⑥器に盛り、お好みで大葉をかけて完成。
レンジで加熱する際に、ナスの皮を下にすると色鮮やかに仕上がるそう。これからの季節は、冷やして食べると味が染みてさらに美味しくいただけるとのことです。
料理歴30年、現役農家のなおさん(@nao_yasasii_gohan)。他におすすめのレシピやSNSでの発信について話を聞きました。
ーー夏野菜のおすすめレシピを教えてください。
「まず反響があったのは、『農家がたまげた!もろこしの味』ですね。とうもろこしを少量でレンチンした簡単なレシピです。『ピーマングラタン』も人気です。また、意外と『オクラ水』も反響がありました。
オクラ水はレシピではありませんが、手軽に作れて、高血圧・糖尿病・ひざ痛・手足のむくみ・ダイエット・便秘・体臭等に良い影響があるということが反響につながったのではと思います」
ーー野菜嫌いなお子さんも多いですよね…!
「私も今は、緑の野菜が苦手な孫に食べさせるにはどうすればいいか?を考えながら作ったりもしています。孫はネギが一番嫌いですが、実は私も子どもの頃は嫌いだったので、『バーバも小さい時はネギが大嫌いだったんだよ!だからきっと大人になったら食べられるようになるね?だから今は大丈夫なんだよ』と言ってあげると、すごく安心した顔になります。
これは私自身が幼い頃に祖父に言われた言葉なのですが、54年経った今でも嬉しくて覚えているのです。食べる喜びを教える、これも大人の役目かな?って思います。
野菜は苦味や臭みがあるので、子どもが敬遠しがちなんだと思います。それでも少しずつ、『これは食べても大丈夫』と経験していくのですよね。小さい子どもに大人ができることは、食べやすい状態にすることと、お野菜を食べると元気が出るんだよ、と教えてあげることかなとも思います」
ーーSNSでの発信で大切にしていることは?
「私はプロのシェフではないので、あまり見栄えばかりを気にせず、『実際、農家のお母さんならどう作るか?』をベースにレシピを考えています。また、昔ながらの料理でもなるべく工夫し、若い人でも『これなら作れそう!』と希望(?)がもてる作り方をポイントとしていれるようにしています。
あとは、懐かしいお母さんの味!をフォロワーさんに再現してほしい、伝えてほしいと思っています」
旬の野菜を活かした簡単レシピを投稿しているなおさんのInstagram(@nao_yasasii_gohan)では、すぐに真似できるレシピが満載です。夏野菜が美味しくなるこれからの季節に、ぜひ試してみてくださいね。