明日25日(火)から26日(水)は中国地方の上空に黄砂が飛来する見込みです。スギやヒノキ花粉も飛散するでしょう。見通しの悪化や、車や洗濯物への付着に注意が必要です。汗ばむ陽気の後、今週末29日(土)から寒の戻りとなるでしょう。寒暖差が大きいため体調を崩さないよう、お気を付けください。
25日(火)~26日(水)初夏のような陽気 黄砂や花粉が飛ぶ
明日25日(火)から26日(水)は高気圧に覆われて、中国地方は晴れる見込みです。日中の最高気温は20℃以上の所が多く、25℃前後になる所もあるでしょう。汗ばむ陽気となりそうです。
また、黄砂が飛来する見込みです。所によっては視程が5㎞未満となり、見通しが悪くなるでしょう。交通への障害や、車や洗濯物への付着にご注意ください。
加えて、中国地方ではヒノキ花粉が本格的に飛散しています。花粉と黄砂により花粉症の症状が悪化する可能性があります。外出の際はマスクやメガネ、帽子などで、身体に取り込まないようにするなど、対策を行ってください。
27日(木)~28日(金)に雨が降った後は 寒の戻り
27日(木)は前線を伴った低気圧が日本海を進み、28日(金)は低気圧からのびる前線が中国地方を通過する見込みです。27日(木)の朝には、中国地方の西部から雨が降り出し、28日(金)にかけて雨が降るでしょう。雷を伴い雨脚の強まる所がある見込みです。
29日(土)は寒気の影響で日本海側で雲が広がり、山陰や中国山地沿いで雨や雪の降る所があるでしょう。北寄りの風が冷たく、気温以上に寒く感じられる見込みです。
30日(日)も寒気の影響で、日本海側を中心に雲が広がる見込みです。日中の最高気温は10℃前後で、寒いでしょう。
31日(月)は高気圧に覆われて、瀬戸内側を中心に晴れる見込みです。朝は内陸部で0℃前後の冷え込みでしょう。日中の最高気温は12℃から14℃くらいで、3月中旬並みの見込みです。
週末から週明けにかけては、寒の戻りとなるでしょう。寒暖差が大きくなるため、体調を崩さないようお気をつけください。
黄砂の飛来 注意点は
黄砂の影響は濃度が薄いと、遠くの景色がぼんやりかすむ程度ですが、濃度が濃くなるにつれて、車や洗濯物などが汚れてしまうことがあります。
車に黄砂がついた場合は傷がつかないよう、水で洗い流すと良いでしょう。洗濯物は部屋干しがおすすめです。
また、環境省によると、花粉症などのアレルギーや呼吸器、循環器に係る疾患の症状の悪化が指摘されています。外出の際はマスクを着用し、健康リスクの高い方は不要不急の外出を控えるとよいでしょう。