東海地方は、今週は短い周期で天気が変わるでしょう。27日(木)から28日(金)は、広い範囲で雨が降り、風も強まりそうです。次の週末は、晴れ間が戻りますが、気温はグッと下がり寒の戻りとなる見込みです。お花見などお出掛けの際は、寒暖差や花粉・黄砂にも注意してください。
今日24日夕方以降 竜巻など激しい突風・落雷・ひょう・急な強い雨に注意
今日24日の東海地方は、日差しはありますが、朝から雲の多い天気となっています。
上空に寒気を伴った気圧の谷が近づいています。また、暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、今日24日夕方から明日25日明け方にかけて、東海地方は大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
穏やかな陽気から一転、夕方以降は、天気の急変する所があるでしょう。岐阜県や山沿いを中心に、所々で雨や雷雨となる見込みです。竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、ひょうのおそれがありますので、農作物や農業施設の管理にも注意が必要です。
27日(木)~28日(金) 広い範囲で雨
明日25日は、朝から、よく晴れるでしょう。26日(水)にかけて、高気圧圏内が続き、晴れて初夏の陽気となりそうです。
ただ、天気の移り変わりは早く、27日(木)は、低気圧や前線が西から近づき、28日(金)にかけて、本州付近を通過するため、広い範囲で雨が降る見込みです。暖かく湿った空気の流れ込みが強まるため、雨脚が強まることがありそうです。
今週は、桜開花ラッシュとなり、日本気象協会の最新の予想では、名古屋と岐阜は3月26日、静岡は3月27日、津は3月29日、高山は4月11日になりそうです。開花前の地域では、桜の開花を促す「催花雨」となるでしょう。
今週も花粉は大量飛散の日が多い 黄砂にも注意
スギ花粉がまだ中心ですが、ヒノキ花粉も徐々に増えてきています。今週も、「極めて多い」や「非常に多い」レベルの日が多いでしょう。
また、黄砂の飛来が、明日25日から26日(水)にかけて、広い範囲で予想されます。花粉と共に黄砂にも注意が必要です。花粉症の症状が悪化することがあるため、マスクやメガネなどで、万全な対策でお過ごしください。洗濯物の外干しは、控えた方がよさそうです。
2週間天気後半:4月1日(火)~6日(日) 桜は満開へ
4月1日(火)以降も、晴れの天気は長続きしないでしょう。桜は、満開を迎える所が多く、お花見は天気予報を見ながら、計画するようにしてください。気温は、日に日に上がり、来週後半は暖かい日が多いでしょう。6日(日)は、広く晴れるため、満開を迎えた桜の下で、お花見を楽しむことができそうです。