東大医学部卒ルシファー氏40歳、7浪経て医師国家試験に合格「やり方変えました」どんな医師に?

伊藤 大介 伊藤 大介

東大医学部を卒業後、医師国家試験7浪中だった「ルシファー」こと金子裕介さん(40)が、医師国家試験に合格した。3月14日、自身のXで「医師国家試験、合格しました!」と報告した。

筑波大学附属駒場高校中退後、東京大学理科Ⅲ類(医学部)に合格したが、医師になるための最終関門に阻まれてきた。金子さんに話を聞いた。

金子裕介さんは筑波大学附属駒場中学に入学し、中学1年で数学オリンピック予選を通過するなど非凡な才能を見せる一方、アスペルガー症候群もあって学校生活になじめず、高校1年で中退した。その後、大検を経て9浪の末、2012年に東大理Ⅲに合格し、2018年に東大医学部を卒業した。

ー7浪目の医師国家試験はこれまでと手ごたえは違いましたか。

「いままでと勉強のやり方を変えました。先生に巡り合ったので」

 ー金子さんと同じように医師国家試験に苦しんでいる方へアドバイスはありますか。

「東大と国試はまったくやり方が違います。苦戦する人はそこを意識すべきかと」

 ーどのような医師になりたいですか。

「脳神経内科医です。地域密着型医療がやりたいです」

金子裕介さんは自身のYouTubeチャンネルに「とうとう国試受かりました。よっしゃオッケー」「いまだに信じられないです。番号ありました」と喜びを露にした。「合格点すっごいギリギリ。本当にギリギリだった」と振り返り、「ああーよかったぁ」と安どの息をついた。視聴者から「次は司法試験ですか?」と医師国家試験と並行して勉強していた法曹資格取得を目指すのか問われ、「ちょっと待ってください。まだやってますけど、司法試験もね」と返答した。また、リクエストを受けて突っ張り百連発を披露する一幕もあった。

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