強烈寒波の影響で、今日9日の最高気温は10℃に届かない所が多く、広く真冬の寒さ。中国地方や九州北部では朝より昼の方が冷えて0℃近い所も。明日10日朝は全国的に氷点下の冷え込み。西日本は広く「低温注意報」が発表。路面凍結に加え、水道管の凍結に注意が必要な所も。
今日9日 強烈寒波で広く真冬の寒さ
今日9日(木)は強烈寒波の影響で、日本海側は広い範囲で雪が降り、東北南部や北陸、東海の山沿いでは積雪が急増している所があります。太平洋側の晴れている所も風が冷たく、気温の上がり方が鈍くなっています。
今日9日(木)午後1時までの最高気温は、仙台市で3.4℃、富山市4.0℃、大阪市8.1℃、名古屋市8.6℃などと10℃に届かない所が多く、広く真冬の寒さです。また、広島市で5.1℃、福岡市は6.9℃ですが、最高気温が未明に観測されていて、午後1時の気温は広島市で1.2℃と朝より昼の方が気温が下がっています。
一方、関東平野はよく晴れて、東京都心は12.6℃まで上がっています。
明日10日は全国的に氷点下の冷え込み その後も低温注意
今季最強の寒波の影響で、朝も厳しい冷え込みが予想されています。
明日10日(金)朝の最低気温は、全国的に氷点下となり、西日本でもマイナス3℃前後まで下がる所がほとんどでしょう。東北や関東甲信の内陸部ではマイナス5℃を下回る所もありそうです。
九州や中国地方の広い範囲と四国の一部に「低温注意報」が発表されています。今夜は西日本でも雪や雨が強まり、路面凍結に十分な注意が必要です。また、マイナス4℃以下になると水道管も凍結し、破損しやすくなるため注意が必要です。タオルなどで保温をしておく、水道管の中の水抜きをしておくなど対策を行うと良さそうです。
3連休初日の11日(土)、12日(日)は北日本や東日本の内陸部でさらに冷え込みが強まるでしょう。
明日10日は日中もさらに厳しい寒さ 3連休中日は東京で8℃
明日10日(金)の日中も厳しい寒さが続きます。沿岸部ほど風も強く、九州から東北の日本海側は5℃以下となり、体感的には凍えるような寒さになるでしょう。
11日(土)、12日(日)と日中の厳しい寒さは日に日に和らぐ所が多くなりますが、関東は南海上を通る低気圧の影響で12日(日)は雨や雪が降り、寒さが厳しくなりそうです。東京都心は12日の最高気温が8℃の予想です。最新の天気予報や交通の影響などに注意してください。手がかじかむような寒さとなるため、手袋などの防寒グッズがあると良さそうです。
