この先も、日本海側では雨や雪の降る日が多くなりそう。12月1日(日)にかけては、荒れた天気になるおそれも。太平洋側は晴れて、空気乾燥。12月のはじめは寒さが和らぐものの、朝晩を中心に冷え込む予想。体調管理にご注意ください。
今週末(11月30日~12月1日)にかけて日本海側で荒天か
明日29日(金)も動きの遅い低気圧や寒気の影響で、山陰から北陸では断続的に雨や雷雨となるでしょう。石川県能登地方など、地震の影響で地盤が緩んでいる所もあり、少しの雨でも土砂災害に注意、警戒してください。東北と北海道は、日本海側を中心に湿った雪や雨が降りそうです。30日(土)から12月1日(日)にかけても、北日本を中心に荒れた天気になるおそれがあります。
12月2日(月)から3日(火)にかけて低気圧や前線が通過したあと、再び冬型の気圧配置に変わるでしょう。太平洋側は晴れる日が続きますが、日本海側はぐずついた天気になりそうです。北陸は雨、東北と北海道は日本海側を中心に雪や雨が降るでしょう。積雪や凍結によるスリップ事故などにもご注意ください。
最低気温、最高気温ともに、11月30日(土)頃までは平年並みか低い所が多い見込みです。12月のスタートは寒さが和らぎ、12月2日(月)頃をピークに暖かい空気が優勢となるでしょう。最高気温は20℃前後まで上がる所があり、2日(月)は福岡で19℃、3日(火)は東京都心で18℃の予想です。寒暖差が大きくなるため、服装でうまく調節してください。
12月6日(金)~11日(水) 本格的な冬へ
12月6日(金)以降は、冬型の気圧配置となる日が多く、日本海側では雨や雪が降りやすいでしょう。12月7日(土)は二十四節気の「大雪(たいせつ)」。大雪の降りだす頃で、冬将軍の到来を感じる時期です。山陰から北陸は雨が主体ですが、東北や北海道は初冬の大雪にも注意が必要となるでしょう。
一方、九州や四国から北海道の太平洋側は、晴れる日が多くなりそうです。空気の乾燥が進むため、火の取り扱いにはご注意ください。12月11日(水)は、沖縄や九州で雨が降るでしょう。
最高気温は平年並みか低い所が多く、季節が進みそうです。朝晩は内陸部を中心に冷え込みが強まるでしょう。札幌は、最低気温0℃未満の冬日が続きそうです。気温がマイナス4℃以下になると、水道が凍結しやすくなります。最低気温を確認し、対策をしてください。