高齢者施設の看板犬→怒られたあとの必死な訴えが260万回再生 「必死すぎて可愛い」「犬語の翻訳が完璧…」

ANNA ANNA

 ある理由で怒られてしまった看板犬のワンちゃんが、必死に自分の意見を主張する動画がTikTokで話題です。動画に出てくるのは、4歳の豆柴の男の子フクくん。シッターさんとフクくんの可愛らしい掛け合いと、スタッフの方が翻訳したクスッと笑いを誘う犬語に「ちゃんと喋って主張してる」「一生懸命で可愛すぎる」と多くの反響が寄せられました。

『愛犬と暮らせる』ことが特徴の一つでもある、サービス付き高齢者向け住宅『ハートランド・エミシア久我山』(杉並区)の副施設長兼看板犬を務めているフクくん。この日は、初めてのワンちゃんが施設に顔を出した際に、フクくんが吠えてしまい、ワンちゃんを怖がらせてしまったとのこと…。フクくんは、シッターさん2人に怒られてしまいました。その後、大好きなシッターさんと、フクくんの会話が始まりました。

 扉の前にシッターさんが座り、フクくんを通せんぼする体勢で、フクくんと向き合っていると『ワンワンワン!』と何かを訴えているような切ない声で鳴くフクくん。『なんで、ボクが怒られるの!』と、フクくんの思いを表現するテロップが添えられ、周りにいたスタッフの方たちも思わず笑ってしまいます。

『ワンワン(ボク、なにも悪くないじゃん!)』と、必死なフクくんの訴えは続きます…!フクくんが扉の方へ向かおうとすると、シッターさんがリードを引っ張り「てんちゃん(吠えられたワンちゃん)もう行っちゃったよ!」とフクくんを止めます。

「てんちゃん、怖かったって。フクが吠えるから!」とシッターさんが、フクくんに説明をすると『ワン!(ううん)ワン!(それは!)』『ワン!(うん)』と、シッターさんの言葉に合わせて相槌をするフクくん。本当に分かってくれているような返事に、スタッフの方たちの笑い声が聞こえてきます。

『ワンワン(まぁ、いつもよりは?吠えたけど…)』『ワンワン(追い払わないといけないの!)』と、必死に自分の意見を伝えるフクくん。扉をあけたいフクくんを「柴飼い(柴犬を飼っている)の元バスケ部だぞ!」と、シッターさんがと通せんぼをし「フク!諦めるな!」と、周りのスタッフの方たちがフクくんを応援する様子で動画は締められました。

 動画を投稿した、ハートランド・エミシア久我山のスタッフの方(@emishia.kugayama29)に話を聞きました。フクくんをはじめ、施設に暮らすワンちゃんたちとの癒しの日常を投稿されています。

ーー副施設長兼看板犬という大役を務めているフクくんですが、普段はどのような性格のワンちゃんでしょうか?

「普段のフクは人に対しては甘えん坊で、スタッフの膝に乗るのが大好きです。一方でツンデレなところや、ビビりな一面もあります。他のわんこに対しては、独占欲が強いせいか威張りん坊なところもあります」

ーーーフクくんの必死なおしゃべりに、多くの反響が寄せられました。反響について、いかがでしょうか?

「喋るワンコは、やっぱり面白いみたいですね。いつも動画を作るときに、できる限り『ワンコたちが本当に思っていそうなこと』を字幕にしているので、『ホントに喋ってる!』という内容のコメントが多く、とても嬉しいです!今後もフクのおもしろ可愛い姿を、みなさまと共有できたら嬉しいです!」

ーー高齢者向け住宅のスタッフとワンちゃんの日常について、SNS発信を始めたきっかけは?

「愛犬のお世話もする高齢者向け住宅があることを、もっと多くの人に知ってもらいたいという想いからSNSを始めました!高齢者に限らず、ワンコが持つ癒しパワーの大きさを多くの人とシェアできたらいいなと思いながら、毎日発信をしています!」

 フクくんの可愛らしいお喋りに、400件を超えるコメントが寄せられました。

「言ってることは分からないけど、すごい文句があることは伝わる(笑)」
「めっちゃ訴えてるww」
「こんなに話しまくってるのかわいすぎるし、ずっと話してるのを聞いてあげてる周りの方々も優しくてホッコリした」
「そーかそーかって、話を聞いてあげたくなる」
「可愛いーーーっ!会話が成立してる(笑)」

 TikTok(@emishia.kugayama29)では、元気いっぱいなワンちゃんたちとの、クスッと笑いをさそう賑やかな日常を見ることができます。

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