「うそだろ」「本物…?」ヤクルトスワローズで強打者として活躍した畠山和洋さん(42)の背番号や名前が入ったユニフォームや帽子が、メルカリに出品されている。【本物本人着用】【本物】などと書かれた商品説明文には「本人着用クリーニング済」「ズボン裾スパイク破れあり」と写真付きで状態について記述があり、多くの練習着やユニフォームには二軍打撃コーチ時代の背番号85が着けられている。
畠山さん自身が着用したものかどうか不明ながら、ネット上では「本物だろこれ」「ガチっぽい」と信じる声もあり、出品された商品23品は完売している。4万円で売れたユニフォームもあれば、「中村悠平選手の実打バット」という中村悠平の名前が入った木製バットは5万円、「本人着用」とされたヤクルトの帽子は3万3333円で売れた。6000~8000円台で売れた2XL、3XLサイズの練習着もあったほか、スワローズの野球用リュックバッグやフリースも売れている。
畠山和洋さんは岩手の専修大学北上高校を卒業した2001年、ヤクルトに入団した。右の強打者として鳴らし、2015年シーズンにはチーム日本人最多記録の打点105を記録し、打点王タイトルを獲得、ヤクルトの14年ぶりリーグ優勝に貢献した。2019年に現役を引退し、2020年からヤクルト二軍打撃コーチを務めていたが、2024年6月に「一身上の都合」として突然退団が発表された。
その後、畠山さんは11月に入ってXに「動きます。よろしくお願いします」などと書き込み、近影を投稿して反響を呼んでいた。