「ミートソース、いなり寿司、筑前煮…」母からの荷物の送り状が話題、まるでお品書き!「和洋中…最強お母さん」「愛情にほっこり」

渡辺 晴子 渡辺 晴子

「ミートソース、味噌玉、佃煮、味ごはん、いなり寿司、炒飯、筑前煮、田作り…」

まるでお品書き!? 荷物の送り状(伝票)の「品名欄」がX(旧Twitter)で話題です。

投稿したのは、ゆうこさん(@itosan20140923)。ほぼ定期的にお母さんから送られてくるという手作り品の送り状に書かれた「品名欄」をふと目にした時のこと。品名ではなく料理名がつらつらと書かれていたことに、思わず笑ってしまってXに投稿してみたとか。すると、コメントがたくさん寄せられました。

「そのうちレシピが載りそう」

「和洋中…最強お母さん」
「そのうちレシピが載りそう」
「まさに一目瞭然って感じですね」
「お母さまの愛情にほっこりしました…実家の食事が恋しくなりました」
「なんか優しい気持ちになりました」
「親と子の間の愛情表現や、日常生活のちょっとしたユーモア。温かい家族のエピソードを垣間見ることができました」

多くの人たちをほっこりさせたお母さんの最強“お品書き”。とはいえ、実際食品を送る際に荷物の「品名」って、どのように書けばいいのでしょう? ゆうこさんに聞きました。

荷物の「品名欄」って、「食品」ではNG? 実際どう書けば?

──今回投稿をしようと思ったのは。

「私は東京で一人暮らしをしており、キッチンが大変狭いため料理はしないと母に伝えたところ、食事はその人の身体を作るものだから手作り品を送るから食べなさいと母が言ってくれてから、冷凍宅急便が届くようになりました。何度か送ってくれていましたが、正直送付状はしっかり見ておらず…今回帰省する際に保冷バッグを母に返そうと思い送付状を取り出して見たところ、まるでお品書きのようだったので笑ってしまって。普段は読了本の感想などをつぶやくアカウントですが、そのことについてつぶやきました。普段いいねを送り合う方たちに楽しく見てもらえたらいいな、くらいの軽い気持ちでした」

──ミートソース、味噌玉、佃煮などと送付状の品名がまるで“お品書き”だと(笑)。

「東京では白いご飯くらいは炊くけれど、煮物や味ごはんなどは作れないと話したことがあったので、そういう品を作って送ってくれたのだなと思いました。母手作りのミートソースは私の好物なので入れてくれたのだと思います。母は昔から料理が得意です。私と兄の子育て中もフルタイム公務員をしておりましたが、スーパーのお惣菜やレトルト食品は食卓に出たことはありません。

特に日曜の午後は翌月曜からのお弁当のおかずを作って冷凍するため毎週料理を作り置きしていた記憶があります。いろんな品を作ってくれましたが、私と兄は、これはホームラン!これはヒット!というような感想を伝えていました。“ホームラン品”は定番メニューになっていくことが多かったです」

──品名は総称ではなく具体的に書くよう、郵便局や宅配業者などから指示される場合がほとんどのようですね。例えば、「食品」だったら、「お米、りんご、鮮魚、パン」など。

「そのようですね。ただ母のように料理名でなくてもいいのかなと…あらめて母の書き方を見てほほえましくなりました」

──とはいえ、お母さんはどれくらいの頻度で手作り品を送ってこられる?

「私の冷凍庫が空きそうかなという頃、また母の手作り品ストックが溜まってきた頃に、そろそろどうですか?とLINEがきます。月に1度くらいかと思います。冷凍し、解凍しても味が落ちないかどうか試して、母が合格を出した品を小分けにして送ってくれています。試しに食べてくれていたり小分けにしてくれたり、そうした心遣いは本当に嬉しく思っています」

──お母さんにお礼の言葉をかけましたか。

「実は、三連休があり帰省しましたので、母のところへ行きました。SNSですごく反応があったんだよと伝えたらとても喜んでいました。みなさんの温かいコメントをいくつか見せたら恥ずかしそうにうれしそうにしていました。いつも集荷に来ていただくらしく、『送付状にはなるべく詳しく書いてくださいと言われたからお品書きを書いていたの。食材名という意味だとは知らなかったの』って笑っていました」

お母さんが書かれたという“お品書き”。お母さんの愛情が伝わるステキなエピソードでした!

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