今年5月に京都府長岡京市の民家で発生した火災で人命救助に貢献したとして、長岡京消防署は、同市の長岡第二中3年の小牧一喜さん(15)に感謝状を贈った。
小牧さんは5月14日午後8時20分ごろ、長岡京市内の自宅にいると「ピロピロというおもちゃのような音が聞こえた」という。外に出ると、近くの民家から白い煙が出ているのを発見。持っていたスマートフォンで119番通報をするとともに、避難を手伝った。
その約5分後に消防隊が到着して消火活動を開始。けが人はなかった。同消防署は「ピロピロ」と聞こえた音は住宅用火災警報器の音だと推測。「警報器の音にいち早く気付いてくれたおかげで、被害の拡大を防げた」とたたえた。
6月25日に表彰を受けた小牧さんは「誰かがやらないとと思い、気が付いたら通報していた」と振り返る。所属する野球部では主将を務めているといい「今は野球が楽しいが、将来は消防隊員を目指したい」と話した。
乙訓消防組合によると、住宅用火災警報器は全国で設置が義務化されて20年たつものの、乙訓地域では82%しか設置されていないという。同署は警報器の電池が切れていないかの確認や、台所や寝室などへの設置徹底を呼びかけている。