株式会社リクルート(東京都千代田区)の調査・研究機関『ホットペッパーグルメ外食総研』は、このほど「飲みたい街ランキング2024」の結果を発表しました。同ランキングによると、総合は5年連続で「新宿」、コスパの良いイメージがある街では「上野」がそれぞれ1位となりました。
調査は、東京・神奈川・千葉・埼玉に居住し、過去1年間で1回以上、飲食を伴う外食をしたことがある20歳以上の男女2858人(男性50.7%、女性49.3%)を対象として、2024年8月にインターネットで実施されました。
なお、同ランキングは同機関が選定した首都圏のエリアの中から3つの街を選び、1位3点、2位2点、3位1点で得点を算出しています。
調査の結果、「飲みたい街ランキング2024」の総合1位は5年連続で「新宿」(782点)となりました。次いで、2位「銀座」(504点)、3位「東京駅周辺」(502点)が続きました。
上昇傾向にあるエリアとして「東京駅周辺」のほか、13位の「赤坂見附」(286点)、17位の「大森・蒲田」(222点)、47位の「秋葉原」(105点)が挙げられたことについて同機関は、「SNSなどの情報源の拡大、一人外食の普及やコスパ・タイパ思考の高まりなどの変化が順位の変動に影響を及ぼしているように見えます」とコメントしています。
次に、「初めて会う異性と飲みたい街」について、20~30代に絞って調べたところ、1位「新宿」(212点)、2位「恵比寿」(175点)、3位「東京駅周辺」(162点)という結果になりました。
男女別にみると、「代官山」(男性4位、女性13位)と「赤坂見附」(男性11位、女性20位)では男性が女性より8ランク以上、上位につけています。
続いて、「コスパの良いイメージがある街」では、前年3位だった「上野」(1257点)が1位に。以下、2位「赤羽」(723点)、3位「新橋」(661点)が続きました。
そのほか、前年から5ランク以上、上昇した街としては、9位「横浜駅周辺」(319点)、10位「渋谷」(279点)、14位「吉祥寺」(221点)、18位「阿佐ヶ谷」(200点)、同率19位「立川」「中野」(いずれも196点)となっています。
最後に、週に1回以上と外食で飲む頻度が高い713人に絞った「飲む頻度が高い人の本当は教えたくない、推しの街」では、1位「東京駅周辺」(110点)、2位「赤坂見附」(78点)、3位「渋谷」(71点)がTOP3となりました。