プロ徹底解説のアニメーター向け教科書、大反響で即重版 業界の課題は人材育成…11月には初のアニメータースキル検定試験実施へ

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一般社団法人「日本アニメフィルム文化連盟(NAFCA)」が、アニメ業界における人材不足と人材育成機能の低下を打開すべく、「アニメータースキル検定」を始める準備を進めています。それに伴い、検定6、5級向けの公式教科書を制作、販売を開始したところ、SNSなどで予想を上回る反響があり、発売から1週間を待たず重版が決定しました。

今回の教科書では、アニメーターの種類や仕事内容のほか、動画アニメーターの基礎である「原画トレス」「目パチ・口パク」の手順を徹底解説。アニメーターを志望する人はもちろん、アニメファンも楽しめる内容になっているそうです。

また教科書のほかに「練習用素材」も同時発売。キャラクターデザイナー馬越嘉彦さんの原画を含む、プロの手による本物のタップ穴付き素材集です。

反響を受け、執筆者であり動画監督、NAFCA理事である福井智子さん、江山梨恵さんからそれぞれコメントが届きました。

福井智子(動画監督、デジタルハリウッド大学教授/NAFCA理事)
「皆さんのおかげで重版です!読んで見て聞いて、いっぱい練習してくださいね!アニメーション作り、鑑賞に役立ててください!」

江山梨恵(動画監督、株式会社たくらんけ代表取締役/NAFCA理事)
「重版となりましたのは、買っていただいた皆様のおかげです。ありがとうございます。教科書ですので綺麗に持っているより、マーカーや赤丸付けたり付箋貼ったりどんどん使い込んでください。次の級も頑張ります」

11月9日に開催されるアニメータースキル検定は全国5カ所(東京、名古屋、大阪、福岡、新潟)で受検が可能。申し込み締め切りは9月末。詳しくはNAFCAのサイト(https://aniken.sikaku.gr.jp/outline.html)などで確認を。

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