恋人がいる人の2割以上が「遠距離恋愛中」 遠距離恋愛で心配なことは…2位「交通費」、1位は?

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

みなさんは、「遠距離恋愛」を経験したことがありますか。結婚相手紹介サービスを提供する株式会社オーネット(東京都中央区)が実施した「独身男女の遠距離恋愛」に関する調査によると、現在お付き合いしている恋人がいる人のうち、約5人に1人が「遠距離恋愛中」であることがわかりました。では、遠距離恋愛で心配なことや気になることはどのようなことがあるのでしょうか。

調査は、全国の25~34歳の独身男女693人(男性373人、女性320人)を対象として、2024年9月にインターネットで実施されました。

はじめに、「現在お付き合いしている恋人がいますか」と尋ねたところ、男性が37.3%、女性では41.6%が「恋人がいる」と回答しました。

また、「現在お付き合いしている恋人がいる」と回答した272人のうち、全体の22.4%、男性では24.5%、女性では20.3%が「遠距離恋愛中である」と回答。さらに、全体の22.4%、男性では22.3%、女性では22.6%が「以前、遠距離恋愛をしていた」と回答しており、これらを合わせると全体の44.8%が遠距離による恋愛を経験していることがわかりました。

ちなみに、2018年9月に実施された「独身男女の遠距離恋愛に関する実態・意識調査」においても、遠距離恋愛の経験がある人は24.9%で、6年前とほぼ同じ状況となっています。

続けて、遠距離恋愛の経験がある140人に「遠距離恋愛で心配なことや気になること」を聞いたところ、男女いずれも「直接会う頻度が少なくなることによる疎遠」(男性32.5%、女性31.7%)が最多となり、直接会うことができないことによるコミュニケーション不足が、相手との関係性に影響するのではないかという不安を抱いているということがうかがえました。

次点以降は「会うための交通費など経済的な負担」(男性20.8%、女性19.0%)、「相手の浮気」(男性14.3%、女性17.5%)、「コミュニケーション頻度低下による疎遠」(男性16.9%、女性12.7%)、「自分の浮気」(男性5.2%、女性6.3%)と続き、遠距離恋愛においては、男女ともに何かしらの不安や心配を抱えていることがよくわかる結果となりました。

最後に、現在遠距離恋愛中の61人に「今後の相手との関係性」を尋ねたところ、「この先の関係性がどうなるかわからない」(男性44.1%、女性66.7%)が最多となり、男性よりも女性のほうが22.6ポイントも多い回答結果となりました。

この結果について同社は「遠距離恋愛に関して男性よりも女性のほうが、相手との今後の関係性に慎重であり、さらには希薄感をもっている傾向があるということがいえるのかもしれません」とコメントしています。

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【出典】
▽結婚相手紹介サービス「オーネット」調査

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