今後24時間以内に、新たな台風が発生する可能性があります。台風となれば15号となる見込みです。
熱帯低気圧が台風に発達へ
気象庁は今日16日午前9時、フィリピンの東にある発達中の熱帯低気圧が、24時間以内に台風になるとみられると発表しました。
台風になれば15号となる見込みで、今月に入って5個目の台風となります。
この熱帯低気圧は今後予想通りに進んだ場合、フィリピンを経由して南シナ海に向かうとみられます。熱帯低気圧本体による日本への直接的な影響は少ない予想です。
熱帯低気圧の発生状況に注意
台風の統計をみると、9月の台風発生数は平年5.0個で、8月に次ぐ多さになっています。接近数は8月と並ぶ平年3.3個、上陸数は年間で最も多い平年1.0個です。
日本のはるか南では現在、積乱雲が発生しやすい状態で、今後も短い間隔で雲がまとまって熱帯低気圧ができる可能性があります。また、日本近海にかけての海面水温が高く、熱帯低気圧が北上するとともに発達しやすい状況となっています。
台風シーズンが続いているため、しばらくは台風対策を怠らないようにしたいところです。