「助けて!って緊急のときに使う電話番号は110や119だけじゃないから覚えとこう。」
こんな呼びかけとともに、電話番号とどのようなときに使うかを説明した一覧が投稿されると、「こんなにいろいろあるとは!」「覚えておきます」とブックマークする人が24万を超える反響がありました。
緊急時に使える14の電話番号を一覧にして投稿したのは、日頃から防災や防犯に関する投稿をしている「いくみ⛑️」(@193fp)さんです。「171と#7119に関する情報をそれぞれポストしたことがあり、バラバラに発信したものをまとめようと思い、さらに必要そうなものが見つかったのでまとめて投稿しました」といくみさん。
一覧の中から、あまり知られていなそうな電話番号をピックアップしてみました(※は追記しました)。
#7119 → 病気や怪我をして、病院へ行くか、救急車を呼ぶか迷ったら相談できる(※未実施の地域あり 厚生労働省のページでご確認くださいhttps://kakarikata.mhlw.go.jp/kakaritsuke/7119.html)
#8000 → 子どもの急病時、病院へ行くべきか迷ったときに相談できる
#9110 → 犯罪や事故に当たるか分からないけど、警察に相談していいか迷ったとき相談できる
#9910 → 車で通行中に危ない道路の穴ぼこや落下物などの緊急事態を発見したら通報する
#118 → 海上での事件、事故があったとき
188 → 消費生活相談。買い物のトラブルはコレ
3桁番号はNTTがまとめて案内していますが、シャープダイヤルは短縮番号で、番号ごとに管轄が異なるため、いくみさんが作ったような一覧は存在しないようです。そのため「知らない番号がある」という方も多いのでは。
「保存しておきますというお声をたくさんいただきました。ママさんたちが#8000を活用していたというリプライも多かったですが、パートナーさんたちはどうだったのかな?と気になったので、男性もしっかりと覚えていて欲しいです」といくみさんが言うように、家族の誰か一人だけではなく、どんなときにでも使えるように全員が知っていることが大切です。いくみさんは、この一覧をスマホに保存して持ち歩いているそうです。
今回の緊急の電話番号だけでなく、「女の子の残暑の防犯対策」や「家の周りに書かれていたら危険なマーク」などのほか、防災に便利なグッズなども積極的に発信するいくみさん。発信の理由について「私自身がもと犯罪の被害者で、その経験をきっかけに突然人生が変わってしまう災害や犯罪被害について学ぶようになり、Xではさまざまな対処法をポストしています」と話しています。
■いくみさんのSNS
・X https://x.com/193fp
・YouTube https://youtu.be/bDsqzntCWHI
(どんなに対策をしても悲しい出来事に遭遇することはあり得ます。そんなときにどうして前向きで明るくいられたの?と聞かれることも多いので、動画にまとめています)