車の2台持ち、維持費はどれくらいかかる? 必要な世帯年収は「500万円以上」が目安…車選びの秘訣と節約術

村田 創(norico by ガリバー) 村田 創(norico by ガリバー)

維持費を踏まえた理想の組合せ

ここでは、2台持ちする場合におすすめの車の組み合わせをご紹介します。

▽ 1) 普通車×軽自動車

コストと利便性のバランス重視で考えるなら、普通車と軽自動車の組み合わせがおすすめです。例えば「家族での遠出やアウトドアにSUVやミニバン、近所メインでの利用に軽自動車」といった使い方ができます。また、小さな子どもや高齢の親を乗せる車をスライドドア車にするのも良いでしょう。

【ハイブリッド車とガソリン車ならどっち?】
ハイブリッド車は燃料代を抑えられる一方で、同車種のガソリン車より車両価格が数十万円高いです。目安として、年間8,000~1万km以上乗る場合にハイブリッド車を選ぶと良いでしょう。

▽ 2) 軽自動車×軽自動車

とにかくコスト重視で2台持ちするなら、2台とも軽自動車にしましょう。同じ軽自動車でも、N-BOXなどのスーパーハイトワゴンを選べば4人までは広々座れます。ただし軽自動車の中では車両価格が高く、車両重量が重い分だけ燃費も悪くなりがちなので、もう一台をアルトやラパンのようなロール―フ系にするのがおすすめです。

▽ 3) PHEV×電気自動車

電気自動車やPHEVは車両価格が高いですが、現在はCEV補助金など購入時に国や地方自治体から補助金を受けられます。また走行に必要な電気代は、ガソリン代より圧倒的に安いです。自宅にV2H充放電設備などを整えるのであれば、2台ともEV走行する車両が良いでしょう。

電気自動車に関しては、充電切れを懸念する人も多いです。そのため1台をPHEVにすると、遠出で充電切れになった場合もガソリンで走行でき安心です。

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【監修】中古車のガリバーが運営・クルマのギモンにこたえるサイト「norico」編集長・村田創
中古車のガリバーに勤務して20年以上のベテランが車の知識をわかりやすく解説します。車のことは、多くのメーカーを横断して取り扱うガリバーにぜひ聞いてください。「車ってたのしい!」を感じてほしいと思っています!

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