「今日のろくろ遊び。今日のは新展開、まじですごい」
ポストされたのは、ろくろを回しながら絵を描いていく動画です。絵が完成してからろくろを回してみると、青い輪の中にある人の絵が歩いているかのように見え、アニメを見ているような感覚を味わうことができます。
「ちょっとずつ書く位置ずらすの上手すぎる」
「見ていて気持ちいいですね😌」
「実は数100年、数千年前からある、アニメーションの原点。」
「昔のディズニーみたい!!! 途中からもう楽しい!!!」
コメント欄には称賛の声が続出し、25.3万ものいいねを記録しています。ポストをされた木佐貫洋平 プロカリンバ奏者さん(@LimbaTrip)にお話を聞きました。
ーーこの作品を作るにあたって、一番苦労されたところや難しかったところは?
「最初にできるだけ等間隔で点を打たないと、キレイなアニメーションにならないので、そこが難しいです」
ーーこの作品の制作にかかった時間は?
「偶然うまくいったこともありますが、30分ほどでできました。普段時間がかかるときは2〜3時間費やすこともありますが、今回のようにすぐイメージ通りのものができることもあります」
ーーこの「ろくろ遊び」を始められたきっかけは?
「2年ほど前に暇な時間があったのでなんとなくはじめました」
ーー今までに制作された「ろくろ遊び」作品の中で、お気に入りは?
「人が登り降りする系の初期作品が気に入っています」
ーーカリンバ奏者としてもご活躍される木佐貫さんですが、カリンバとはどのような楽器ですか?
「木の板に金属のバーが固定されていて、それを爪で引っ掻いて演奏する楽器です。主に親指で演奏することから、親指ピアノ(Thumb Piano)とも呼ばれています」
ーー数ある楽器の中で、カリンバを選んだ理由は?
「(特に自分が演奏しているクロマチックカリンバの)演奏者が少ないわりに、まだまだできることがありそうで、それがモチベーションになって現在も活動しています」
ーーカリンバの魅力は?
「小さい楽器ですが、結構いろんなことが出来るところが魅力です」
木佐貫さんのXアカウント(@LimbaTrip)や、Instagramアカウント(@limbatrip)にはろくろ遊びの作品だけでなく、カリンバで演奏された曲もたくさんポストされているので、ぜひ一度ご覧ください!