世界的デザイナーが「NY仕込みの美容スタジオ」横浜・馬車道に設立へ “フェイスデザイン”で日本の女性を美しく

まいどなニュース まいどなニュース

トータルビューティークリエイターとして活躍しているアケミ・S・ミラーさんが10月、横浜・馬車道に新スタジオを設立する。ニューヨーク時代の流れをくむ「AKEMI S. MILLER BEAUTY STUDIO」がそれで「フェイスデザイン」を主とした”アケミ流”を伝授。日本の女性を美しくする。

ニューヨークから帰国して10年。自身が考案したフェイスデザインなどのメークアップ術を伝える「ASMビューティースタジオ」を10月に横浜・馬車道に開校する。

「健康でいつまでも美しくありたいというのは、みんなの願いですもんね。日本の女性にメークで美しくなり、もっと幸せになってもらいたい」

このASMビューティースタジオはもともと帰国後の2015年に大阪で設立。ニューヨーク仕込みの美容術はたちまち評判となり、人気のスクールとなったが、コロナ禍で深刻なダメージを受けた。しかし、再興を望む声に応えた形だ。

横浜・馬車道は、中村雅俊さんの名曲「恋人も濡れる街角」で歌われたように、洗練された町並みが続き、異国情緒を感じさせるところ。ガス灯や街路樹、アイスクリームなど数々の発祥の地としても知られている。

常にチャレンジするのが彼女のスタイルだ。単身渡米したのは1989年のこと。不眠不休の努力のかいあって、本場でもすぐにトップデザイナーとして認められた。93年から始まった「ニューヨークファッション・ウィーク」初日に、ダナ・キャラン、カルバン・クラインとともに唯一の日本人としてコレクションを発表した。

97年には国際連合スタッフデーに日本人デザイナーの代表としてファッションショーを発表。本会議場でスピーチも行った。マイケル・ジャクソンさんやプラシード・ドミンゴさんら著名人の私服を手がけてもいる。

メークを教えるようになったのは、ショーに出演するモデルの化粧の手直しを担ったことがきっかけだった。94年にはニューヨーク5番街に美容スクール「NEW YORK BEAUTY SPACE」を設立。デザイナーとして活躍しながら20年に渡って指導し、卒業生は5000人を超え、いまも第一線で活躍している人も多い。

アケミ流メーク術の特徴は2つある。まずはハイライトとシャドーでパーツを補整し、顔のバランスを整えて美しく見せるフェイスデザイン。次に、氷水に浸したパフを肌にあててキメを整え、顔を引き締める水肌パッティングだ。

アケミさんは8月30日に交流会「AKEMI S. MILLERの”美しい時間”」でレクチャー役に。9月21日には「ASMビューティースタジオ」体験クラスを実施し、開校への準備を進めていく。

◇「美しい時間」の問い合わせは office@akemismiller.com

まいどなの求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース