アメリカに住む「山口慶明🇺🇸で何とか生きてる(@girlmeetsNG)」さんのXへの投稿が話題になりました。
「念願かなって日本で就職したアメリカ人の友人がいるんだけど、『日本での仕事は順調?』と聞いたら『仕事は順調だけどチームの皆んなから嫌われてるかも…』と言うので『え、何でそう思うの?』と聞いたら『だって誰も僕をホームパーティに呼んでくれないんだ…涙』と話していて『いやいや日本人はアメリカ人と違って会社の同僚を呼んでホームパーティするのは当たり前じゃないんだよ』と教えてあげたら『そうなの!?』と驚きながら喜んでいたw」
さらに、もしも日本人が家に呼んでくれたとしても「ルームツアー」はしないことを伝えると、教えてくれたことに感謝されたと追加で投稿。この一連のポストに、文化の違いについてさまざまなコメントが寄せられています。
「アメリカで働いていた時は同僚やボスの家にホームパーティで招かれてましたねー✨ドリンクとかお菓子を持って行きました😋 日本はホームパーティじゃなくて居酒屋での飲みが多いんじゃないかな」
「カルチャーショックあるある、ですね。理由がわかって良かった」
「確かにアメリカ人の上司、そんなに親しくもないのにすぐホームパーティに誘ってくれたなぁ…」
「ホームパーティとルームツアーはアメリカ人大好きですよね」
「こんなことを教えてくれる人がいなかったアメリカ人とカナダ人の同僚は、少しずつ無言になっていった」
「日本の場合、家族ぐるみよりも個の付き合いだからねぇ ホームパーティーの対比は焼き肉(ちょいと一杯)だわなぁ」
「仲良くなる外国の人ができたら、飲みに誘って日本の人はパーティしないよって教えてあげよう」
「まぁ、今は飲み会文化すらなくなってきてるからなあ」
その一方で、アメリカでもホームパーティはしないというコメントもありました。環境や社風によるところはあるのかもしれません。仕事のためにアメリカに渡って5年強という山口さんにお話を聞きました。
──そのアメリカ人のご友人と話をしたのは、日本で働き出してからどのくらいの頃だったのでしょうか。
半年ほどです。
──半年くらい、ホームパーティーにどうして呼んでもらえないんだろう?って思っていたのですね、ほっとしたでしょうね。実際に山口さんは、アメリカでホームパーティによく招待されるのですか?
私は月に一度程度の頻度でアメリカ人からホームパーティに誘われます。アメリカ人がホームパーティを開く頻度はもちろん人によると思うのですが、私の周囲のアメリカ人は毎週のように開催していますね。
──毎週ですか…スゴイ。仕事関係の人に誘われることが多いのですか?
私の職場はアメリカ人同士の仲もいいので、誘われることは頻繁にあります。子ども関係だとホームパーティーというかバースデーパーティーが多いですね。あとは子ども同士のお泊まり会があります。
──子ども関連は、かろうじて日本でもありそうです。山口さんもホームパーティーをされますか?
私は人の家に行くばかりで、あまり自身では開催しません。また他人にプライベート空間を見せるのは抵抗があるのでルームツアーもしません。
──ルームツアーで、プライベートな部屋も全部見せるってどんな意味があるのでしょう。
アメリカ人は基本的に人を招く前提で家を綺麗にしている印象があるので、それを見てもらいたいという気持ちと、家の全てを公開することでお客さんに歓迎の意思を伝え、かつ安心感を与える意味などがあるのではないかと思っています。
──案内してもらったら、素直に感想を伝えるのですか?
はい、もちろんです。私はとりあえずbeautiful、amazing、incredible、awsomeなどと言って褒めちぎります(笑)。
◇ ◇
アメリカとの文化の違いは「あらゆる意味で『真逆』と言っても過言ではないくらい違うので、日々その違いを楽しみ、興味が尽きない毎日を送らせてもらっています」という山口さん。日々の発見をXに投稿されていて、実際にアメリカで生活している人の話は具体的で興味をそそられます。
■山口慶明さんのX https://x.com/girlmeetsNG