みなさんは、周りの人の洗濯洗剤や柔軟剤の香りが「不快」と感じることはありますか。株式会社インタースペース(東京都新宿区)が運営する情報発信メディア『ママスタセレクト』による「洗濯洗剤や柔軟剤の香り」に関する調査によると、約2人に1人が「不快なときがある」と回答しました。その理由にはどのような意見が寄せられたのでしょうか。
調査は、子どもがいる、および妊娠中の全国の母親961人を対象として、2024年3月にインターネットで実施されました。
調査では、「周りの人の洗濯洗剤・柔軟剤のにおいをどう感じますか」という質問に対して、「良いと感じる」「不快なときがある」「何も感じない」「その他」の4つの選択肢から選んでもらいました。
その結果、最も多かった回答は、「不快なときがある」(50.7%)となりました。「給食の白衣に残った香りが苦手」といったコメントが多くみられました。また、つわりや体調不良時には他人の香りを敏感に感じるようで「特に不快だった」という意見も散見されました。
次点は「何も感じない」で26.1%。回答者からは、「自分もにおいがあるのでお互い様」という意見が寄せられました。
他方、「良いと感じる」(19.6%)と答えた人からは、「いい香りのする同級生が使っている柔軟剤を探し求めた」とのコメントもあり、香りに好意的な意見をもつ人が一定数存在することがうかがえる結果となりました。
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調査結果から同メディアは、「洗濯洗剤や柔軟剤の香りに対する感じ方は多様であることがわかりました。”香害”という言葉で知られるように、香りに対して敏感な人もいます。自分にとっては良い香りであっても、人によっては困ってしまうこともあると知り、周囲の人々への理解と配慮を深めていくことが重要といえるでしょう。無香料製品の需要は、今後ますます高まりそうです」とコメントしています。