若山耀人容疑者逮捕が影響? NHKが「軍師官兵衛」子役の写真を差し替え「配信停止しないで」と心配の声

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2014年、NHKが放送した大河ドラマ「軍師官兵衛」の第1話サムネイルが、子役から差し替えられていたことが6日までに分かった。黒田官兵衛の幼少期を演じた元俳優の若山耀人(きらと)容疑者(20)が死体損壊容疑で逮捕されたことを受けての対応とみられる。

若山耀人容疑者は「軍師官兵衛」第1話で草原を駆け回り、屋敷で南蛮渡来の話を興味深く聴く官兵衛の子ども時代を演じている。サムネイルには、若山容疑者が南蛮渡来のガラス玉を日にかざすシーンが採用されていた。

大河ドラマ出演で注目を浴びた若山容疑者は、2014年に車上狙いと振り込め詐欺の防止を訴える防犯キャンペーンに参加し、警察関係者とともに啓発チラシを配った経験もある。

そして2024年、死体損壊容疑で逮捕された若山耀人容疑者は、栃木県那須町で2遺体が見つかった事件で、実行役とみられている。

NHKオンデマンドでは5月6日現在、軍師官兵衛の配信を続けている。NHKはこれまで、俳優の不祥事が起きるたび、出演作の配信停止措置が行われてきたが、2023年に市川猿之助さんが自殺ほう助の疑いで逮捕され、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」などの配信を停止したことについて「作品に罪はない」といった批判を受けたため、「今後NHKオンデマンドでは、出演者の逮捕などによる配信停止は原則行わない」という新方針を示していた。

とはいえ、殺人事件に関わっている可能性があるだけに、配信停止の可能性はゼロとは言えず、SNS上では「軍師官兵衛の配信はやめないで」と心配する声が上がっている。

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