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「芝居がうまい」有名演出家、M-1王者の演技力を大絶賛 「すごい人に見つかった」「演技のお仕事も増えそう」ネットも盛り上がり

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お笑いコンビ「たくろう」の赤木裕(左)ときむらバンド
お笑いコンビ「たくろう」の赤木裕(左)ときむらバンド

 漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2025」の21代王者に輝いたお笑いコンビ「たくろう」。彼らのネタ中の演技を、劇作家で演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(ケラ)さんが絶賛した。

 ケラさんは自身のXで、M-1の敗者復活戦から決勝までを録画で鑑賞したと報告。「優勝したたくろうのボケ、というか、巻き込まれてしまう方担当の赤木って人は芝居がうまい。困惑しつつも出鱈目を言わざるを得なくなる、という説得力」と評価した。

 さらに、4年前の2人の漫才とも見比べたそうで「4年前のネタを観たら同じような設定でもその場しのぎで調子こいて適当を言うニュアンスで弱かった。今日は本当に困っているように見えた。うまい」と絶賛した。

 ケラさんの投稿に対し、ネットユーザーは「たくろうがすごい人に見つかった」「プロ中のプロの方が」「すごい俳優になるのでは」「演技のお仕事も増えそう」などと盛り上がりを見せた。

 たくろうはボケの赤木裕さんと、ツッコミのきむらバンドさんのコンビ。2016年3月に結成。コンビ名は、きむらバンドさんが俳優・木村拓哉さんが好きなことと、赤木さんが元メジャーリーガー・イチローさんの大ファンということから、「たく」と「ろう」を取って名付けた。

 ケラさんは1963年1月3日、東京都生まれ。1982年にバンド「有頂天」を結成し、ボーカルを務める。劇団「ナイロン100℃」や、「KERA・MAP」「ケムリ研究室」などでも活動。演劇賞などで数多くの受賞歴があり、2018年秋の叙勲では紫綬褒章を受章した。

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