【いなば食品】「もはや怪文書」 文春報道凌駕する衝撃プレスリリース 副社長の死の詳細記述にSNS震撼 

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愛猫家なら誰でも知っている猫用おやつ「CIAOちゅ~る」でおなじみのいなば食品について、4月11日発売「週刊文春」(文藝春秋)が、『「いなば食品」新入社員9割が辞退 女帝の“ボロ家ハラスメント”』と報じました。反応が注目される中、いなば食品は12日、ホームページで新入社員への対応を巡る一部報道について謝罪し、経緯を説明しましたが、その内容はSNSを震撼させるものでした。

報道メディアによると、いなば食品は12日、「この度は皆様方にマスコミ報道等にてのご心配をおかけ致し、衷心よりお詫び申し上げます。今後とも社員一同、社業に邁進してまいりますので何卒引き続きご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます」と謝罪の文書を掲載しました。

続けて「由比のボロ家報道について」の文書を掲載。

その中で「実は、10月26日に間質性肺炎の急性増悪で緊急入院し、1月10日に死亡、2月1日に社葬となった副社長で、いままで本件の一切の担当責任者だった総務部長がこの入院期間中の詳細な指示が酸素吸入による呼吸困難でほぼできず、空白となってしまいました。会社は3月15日付で新総務担当を急遽任命したものの改修自体に残った期限に余裕がなく、修正が極めて遅れました点、心よりお詫びいたします」と経緯を説明。「いままでシェアハウスの改修のほぼ一切は逝去した副社長の担当でした。今回職場異動のない新卒一般職の16名の方々がご入社辞退となり、心よりお詫びいたします。」とあらためて謝罪しました。

「由比のボロ家」という企業リリースとは思えないタイトル、意味が分かりにくい文書、謎の改行などにXユーザーが注目。さらに担当者とされる副社長について、死去の経過というプライバシー情報を詳細に記述し、責任を故人に押し付けたとも読める内容がSNSを震撼させました。

X上では「いなば食品のプレスリリース、ほんとに怪文書だった」「副社長なのか総務部長なのか曖昧な故人のせいにしているのが高度にゲス」「いなばの反省文ヤバすぎるな」「リリースに「申し訳ありませんが〜」が出てくるの初めて見たよwてか、そこ「申し訳ありませんが〜」いらんやろ」「いなばの怪文書、内容も改行も目が滑るし給与についての説明ないし死人に責任丸投げしてるし全面的にキツい」など批判や指摘が相次ぎました。

まいどなニュース編集部が13日、あらためて同社サイトの文書を確認すると、死去した副社長の病名や病状の記述は削除されるなど明らかな修正個所がありました。12日報道の文書に記されていた「いままでシェアハウスの改修のほぼ一切は逝去した副社長の担当でした」「このたび、責任者の死亡により作業指示が大変に遅れ、」という言い回しも見当たらず、新たに「新卒受け入れに全幅の信頼をおいていた副社長を失って」という表記が追加されていました。

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