みなさんは、「パートナーに作ってもらいたい料理」といわれたらどのような料理を思い浮かべますか。株式会社リクルート(東京都千代田区)の調査・研究機関『ホットペッパーグルメ外食総研』が、「パートナーから振る舞われる手料理」に関する調査をしたところ、男性が作ってもらいたい料理は「カレー」、女性が作ってもらいたい料理は「チャーハン」がそれぞれ1位となり、男女で傾向に違いがみられたそうです。
調査は、全国の20~60代の男女1035人(男性517人・女性518人)を対象として、2024年2月にインターネットで実施されました。
調査によると、全体の72.1%がパートナーに手料理を振る舞われて「うれしい」と回答。これを男女別にみると、男性の74.9%が「うれしい」と答えたのに対して、女性では69.3%と約6ptの差がみられました。
そこで、パートナーに手料理を振る舞われて「うれしい」と回答した男性387人、女性359人に「うれしい場面」を教えてもらったところ、男性は「仕事や学校終わりに料理を作って待っていてくれた時」(34.9%)や「体調不良の時」(15.5%)が上位となった一方、女性でも「体調不良の時」(30.4%)や「疲れているなど料理がしたくない時」(24.5%)などが上位に挙がったことから、同機関では「作るタイミングも喜ばれるポイントになりそう」と助言しています。
なお、「うれしくない」と答えた男性130人、女性159人にその理由を聞いたところ、男性回答は「作ってもらってもおいしくない」(20.8%)、女性回答では「作ってもらうよりも外食がいい」(22.6%)がそれぞれ1位となっています。
最後に、「パートナーに作ってもらいたい料理」について男性、女性それぞれに複数回答可で聞いたところ、男性回答は1位「カレー」(39.3%)、2位「鶏のから揚げ」(36.4%)、3位「肉じゃが」(35.8%)、4位「ハンバーグ」(34.6%)など、肉メインの料理が上位にランクインしているのに対し、女性回答では1位「チャーハン」(29.7%)、同率2位「パスタ」「カレー」(いずれも29.3%)、4位「お好み焼き」(23.4%)といった手軽なメニューが上位にランクインするなど、傾向に違いがみられたそうです。