埼玉県所沢市のベルーナドーム(西武ドーム)で改修前に使われていた観客席の椅子を、マイホームに設置した人の投稿がXで話題になっています。自宅にいながら球場観戦の気分を味わえると、野球ファンからうらやむ声が寄せられています。
投稿したあらいおんさん(@a_lion42)は、埼玉西武ライオンズファンの20代男性。幼少期から、所沢出身の父親に西武ドームへ連れて行ってもらい、栗山巧選手らのプレーに胸を躍らせました。
2019年、ドームの改修に伴って観客席の椅子がチャリティー販売され、1脚1万円で2脚購入したそうです。今年マイホームを新築し、リビングの大画面スクリーンの前に椅子を設置しました。肘掛け部分などに目立つ塗料の剥げやサビが、球場の歴史を感じさせてくれます。
あらいおんさんは「改修で分厚いクッションが敷かれた今の座席と比べると、座り心地は決して良くありません」と苦笑。それでも「小さい頃、かじりつくようにグラウンドの選手を観ていた時に座っていたイスが家にあるのは感慨深いです」と話します。
盤石の先発ローテーションを誇る今シーズンの西武。あらいおんさんは「投手王国と言えるほど投手陣は整っていると思いますので、野手陣に頑張ってもらって最年長コンビの栗山選手・中村選手にもう一度日本一の景色を見てもらいたいです」と期待と寄せています。