「バレンタインライトアップのスカイツリーに三日月が乗る」
投稿されたのは、1枚の写真です。真上にはなんと綺麗な三日月が!スカイツリーのライトアップもバレンタイン仕様になっていたようです。
「セーラームーン出てきそう…」
「幻想的でいいですね!」
「奇跡の瞬間ですね」
「お見事!」
幻想的な写真について、絶賛の声が寄せられました。投稿されたYuji Shibasaki@Photo(@Yuji_48)さんにお話を聞きました。
ーーこの写真はどのあたりから撮影されたのでしょう?
「千葉県市川市付近からの撮影になります」
ーータイミングを狙って撮影されたのでしょうか?
「2月13日の三日月は21時15分に沈むため、スカイツリーのてっぺんと重なるおおよその位置を、月の沈む角度から計算して20時30分頃から待機していました」
ーー見事に成功しましたね!
「予測した位置にスカイツリーのてっぺんに三日月が乗った時は、心の中で『よっしゃ!』と叫びました(笑)少しでも立ち位置がずれると、ど真ん中に来なくなるのでとてもシビアな撮影でした」
ーーカメラを始めたきっかけなどはあるのでしょうか?
「地元が埼玉なのですが、Twitter(X)を始めたころに、大阪や京都などの素晴らしい景色を撮影されている方のお写真を拝見し、埼玉でも何かないかと思っていて、川越の蔵造りの街並みを撮り始めたのがきっかけです」
ーー撮影される際に気をつけているポイントなどはありますか?
「普通に撮ることもありますが、ちょっと一工夫を加えてあえて王道や定番構図を外した新たな視点や見せ方、新しい構図の考案、撮影時間などにもこだわっています。見て頂いた方に『こういう見せ方があったのか!』と言ってもらえたり、『地元が素晴らしい景色になってる!』と言ってもらえるのが嬉しいです」
ーーこれまで撮影した写真の中で特にお気に入りの作品は?
「たくさんあるのですが、どれか一つを選ぶするならば秩父の雲海写真になります。その雲海写真の中でも雪景色と雲海は撮るのが本当に大変なため、苦労も加味してのお気に入りです。大雪が降った後に現れた雲海で、埼玉とは思えない雪景色と街灯りが透ける秩父の夜景に現れた雲海がとても幻想的でした。他には工場にクローズアップした工場夜景雲海や地元の川越の雪景色もお気に入りです」
Yuji Shibasaki@Photoさんは「いつもは埼玉県を中心に撮っています。これからも『これが埼玉!?』と思ってもらえるような写真を撮って魅力をアピールしていきたいと思います」と話してくれました。