通常、店頭に置かれた靴下には、靴下と商品タグが糸で結び付けてある。よく観察している人なら、その糸の端が1~2cmほど余ったように垂れ下がっているのを知っているだろう。
今、SNS上ではあの糸の存在意義が大きな注目を集めている。
きっかけになったのは元国交省職員で現webデザイナーノマドのジョージさん(@george_nomad13)が投稿した「靴下屋さんに教えてもらったんだが、ヒョロっと出てる糸の意味知らんかった…ハサミやカッターいらんのね」というエピソード。
そう、あの部分を指で引っ張ってやると糸がスルスルと抜け、道具を使わずとも靴下からタグを取り外すことができるのだ。
そうとは気付かず、ハサミ等でタグを外していたという人は多いようだ。今回の投稿に対し、SNSユーザー達からは
「えー必死こいてハサミの刃を入れ込んで切ってた…」
「狭いところに頑張って歯を入れてたのに…」
「これ雑なメーカーのだとどれだけ引っ張ってもダメなヤツありますよね笑」
「今までは面倒だからガッと引っ張ってちぎって穴が空くと親に怒られてました。勉強になりましたありがとうございます。」
など数々の驚きの声が寄せられている。
投稿者さんに聞いた
ジョージさんに話を聞いた。
ーーこの余った糸の意図を知った経緯や感想をあらためて。
ジョージ:前のレジに並ばれていた方がちょっとトラブっていたため、後ろで私はスマホをいじって待ってました。その私に気を遣った店員さんが話しかけられ、「この糸引っ張るだけで取れるんですよ」と教えてくれました。私は思わず「えっ!?そうなんですか!?」と口にしとても驚きました。
ーーこれまでどうやって外していましたか?
ジョージ:ハサミで無理矢理切っていました。
ーー投稿への反響について。
ジョージ:初めて怖いほどバズったので、同じようにハサミやカッターで切っていた人が多かったんだなと知り、世の中に便利な情報を共有できてうれしかったです。この投稿にぶら下がりで私がwebデザイナーであること、海外へ行く方はairaloというeSIMが便利であることも共有できて私にもとってもメリットがありました。
◇ ◇
これから新しい靴下をおろすときはぜひ参考にしていただきたい。
今回の話題を提供してくれたジョージさんは2023年まで国交省に勤務していたが、挑戦する人生を歩むために新天地へ。今年度からwebデザイナーとしてさまざまな仕事を手がけている。ご興味ある方はぜひXアカウントやポートフォリオリンクをご覧いただきたい。
ジョージさん関連情報
Xアカウント:https://twitter.com/george_nomad13
ポートフォリオ:https://fragrant-marimba-03b.notion.site/My-Portfolio-67680767d8d741f38ca0d1ce4b371fb9?pvs=4