「ただいま録画中」ドラレコステッカーは効果あり?それとも逆効果? あおり運転抑止につながる「貼り方」と「選び方」

村田 創(norico by ガリバー) 村田 創(norico by ガリバー)

ステッカーの種類は4タイプ

ドラレコステッカーは、以下のように4つのタイプの製品が売られています。

▽安価な「シールタイプ」

【貼り方】リアガラスに貼る
【メリット】雨風でも簡単に剥がれない/安価で種類も豊富
【デメリット】シールの周囲が日焼けしやすい/剝がす時に跡が残ることも

シールタイプは防水加工を施してあるものが多く、一度貼れば剥がれる心配が殆どありません。 ただし剥がす時に手間がかかり、日焼けによる色褪せなどが起こる可能性もあります。また種類によっては色が落ちやすいので、オンラインで買う場合は口コミ評価もよく見ると良いでしょう。

▽ボディに貼れる「マグネットタイプ」

【貼り方】ボディの金属部分に貼る
【メリット】付け外しが簡単
【デメリット】曲面に貼ると脱落の可能性がある/ステッカーの周囲が日焼けすることも

シールを直接貼り付けたくない場合は、ボディに貼り付けるマグネットタイプがおすすめです。クルマの初心者マークのような構造で、自由に付け外しができます。ただしシールタイプに比べると、脱落しやすいです。また車種によっては車両後方に金属が入っておらず、装着できないこともあります。

▽クルマを傷つけない「吸盤タイプ」

【貼り方】リアガラスの内側から吸盤で貼る
【メリット】日焼けの心配がない/付け外しが簡単
【デメリット】遮光フィルムを貼っていると目立たない

吸盤タイプはボディを少しでも傷つけたくない場合におすすめです。車内から吸盤で装着するだけなので、シールタイプやマグネットタイプのように日焼けの心配がありません。

ただしUVカットなどのフィルムが入ったガラス面ではステッカーの存在が目立ちにくく、効果を発揮しない可能性もあります。

▽デザイン性の高い「マーキングフィルムタイプ」

【貼り方】リアガラスに貼る
【メリット】デザイン性が高い
【デメリット】貼り付けにはコツが必要

マーキングフィルムは塩化ビニールシートの総称で、店舗のドアに貼られた営業時間の文字などが例に挙げられます。シールと同じようにリアガラスに貼るタイプで、透明な部分が存在するなどシンプルなデザインが多いです。貼り付けには多少コツが必要ですが、ポイントを押さえれば初心者でも貼ることができます。

大手メーカーの商品名から「カッティングシート」と呼ばれることも多く、オンラインショップで購入する場合もこちらの名称が使われていることがあります。

ドラレコステッカーQ&A

▽Q. ドラレコステッカーの装着は義務?

ドライブレコーダーを装備しているからといって、ステッカーを貼る義務はありません。ステッカーの貼り付けはあくまで任意です。

▽Q. ドラレコステッカーの相場価格は?

種類によっても価格は変わりますが、ドラレコステッカーは1,000円前後で売られていることが多いです。

▽Q. あおられた場合の対処法は?

後続車にあおられた場合は急に停まったり、降りたりせず、人目のある場所など安全なところに退避するようにしましょう。また「早く進みたそう」という場合は、車線変更をしたり、道を譲ったりしてトラブルを回避しましょう。

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【監修】中古車のガリバーが運営・クルマのギモンにこたえるサイト「norico」編集長・村田創
中古車のガリバーに勤務して20年以上のベテランが車の知識をわかりやすく解説します。車のことは、多くのメーカーを横断して取り扱うガリバーにぜひ聞いてください。「車ってたのしい!」を感じてほしいと思っています!

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