勘違い東京女子の鼻をへし折った関西人トークがSNS上で大きな注目を集めている。
「合コンに来た関西人、東京に染まった人間のあらゆるマウントや自慢話を一切気にしない(分からない、分かろうともしない)ので
『で、そこに住んでるのはどう凄いん?』
『え、好きぴがスゴイのは分かったんやけど自分(二人称を指す。同義→君)は何にも関係なくない?』とか言い出して逆に怖いな」
と自身が参加した合コンのエピソードを紹介したのは都内OLのやばよさん(@no_limit_OL)。
まるで「港区女子」のような空虚なマウントや自慢話をこっぱみじんに粉砕してゆく関西人。普段はウザがられつつもお付き合いで聞いてもらえていた話題が、ツッコまずにいられない関西人の前では「おいしいネタ」でしかなかったということだろう。
今回の投稿に対し、SNSユーザー達からは
「ただ単にそのマウントや自慢話にオチがなくてつまらなかったんやろな」
「ありがちなマウントや自慢話を一切気にしない、分からないんじゃなく、最も気にしててどっちかというと嫌い。なぜなら面白くないから。会話にテンポが出ない。へー凄いですねで終わる。衝撃的なレベルの自慢話ならまたちょっと違うかもしれないけど」
「よくわからない大学のマウントにはいつも辟易とさせられる。『へー、東京の私大ってよく知らないけど多分凄いんだね』というとだいたい黙る」
「兵庫で『うち山側なんで〜』ってマウントが分からずに『坂道で大変ですね』って関東人が返してるのと同じ現象」
など数々の共感の声が寄せられている。
投稿が議論になっていたのが面白かった
やばよさんに話を聞いた。
ーー件の関西人はどんな方でしたか?
やばよ:社会人2年目23歳、野球部。爽やかゴリラみたいな体育会の男性です。
ーー関西人がマウントや自慢話をぶったぎる様子を目撃した感想を。
やばよ:もともと、関東の女性は自らの能力や面白みのなさを他の肩書きなどでハリボテのように大きく見せようとする傾向が強いと思ってました。今回マウントを取った女性は、酒癖も悪く、合コンでなかなか相手にされず他の女の子ばかりに皆が気をやっていたので怒ったんでしょう。ただ、本当に関係もなくオチもない話をし始めたので…。彼が代弁してバッサリやったので、本人はびっくりしてましたね、関西人は良くも悪くも面と向かってハッキリ言いますから(笑)。
ーー他の参加者はどんな反応でしたか?
やばよ:女の子も笑ってました(笑)。いったん解散するフリをして二次会のお店であらためて集合しました。合コン自体はうまくいきました!
ーー投稿への反響について。
やばよ:単なる関西人、関東人の考え方や特性の違いだけでなく、その特性や考え方が生まれたであろう各地域の教育であったり文化風習にまでフォーカスされ、いろんな方に取り上げられて議論になっていたのが面白かったです。関西人みたいな本質を重視する方が増えれば、SNS上で良いように見られたいために身の丈に合わない暮らしをしたり、人と比べて病んだりする人が減って幸せなのにとも思ってます。
◇ ◇
身の丈に合わないマウントは自分を苦しめることがよくわかる話題だった。自分に自信が持てないとついつい背伸びをしてしまいがちだが、それを真に解消できるのは他人の肩書やブランドではない。思い当たる方はぜひ努力の方向性をチェンジしていただきたいものだ。
なお今回の話題を提供してくれたやばよさんはその鋭い感性で、仕事を活かした恋愛戦略や時事トピックについてさまざまな情報を発信中。ご興味ある方はぜひSNSアカウントをチェックしていただきたい。
やばよさん関連情報
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