「大学入試の出願が間に合わず、飛行機で直接出願」した強者が話題に 「過去最強の出願」した人に話を聞いた

椎名 碧 椎名 碧

「大学入試の出願を先延ばしにして、速達でも間に合わなくなったので飛行機に乗って直接提出 ※速達なら600円で済むが6万円かかった」

「#ADHDのパワー系ソリューション」のハッシュタグと共に投稿したのは、なめ(@SubCulKusoOtoko)さん。郵送などで出願する人が大多数のなか、大阪から北海道まで飛行機に乗って、直接大学まで出願しに行ったと言います。

速達であれば600円で済んだところ、飛行機で往復6万円かかったのですね…100倍の金額です…笑。

「過去最強の出願」
「志望度の強さが伝わる」
「似たようなことしたことあるわ…」
「もうプチ旅行じゃんw」

フットワークの軽さに驚きの声が多数、同じようなことをしたという人も。なめさんにお話を聞きました。

ーー直接出願しに行かないと間に合わないと気づいた時のお気持ちは?

「絶望的でした。飛行機で直接提出するしか選択肢が残されていないと分かっても、当時家庭教師としてわずかに収入を得ていた私にとって、飛行機のチケットを取るのはハードルが高かったです。というのは、その日は連休前日でほとんどの航空会社が満席で、偶然にも残っていたLCCの1席も3万円弱と非常に高価であったためです」

ーー本来速達で出そうとしていた日にちからどれくらい過ぎてしまっていたのでしょうか?

「締切前日の午前なら大阪から札幌の速達で間に合っていたようです。私が郵便局に到着したのは前日の12時頃でした」

ーーそして、無事に出願できたのですね?

「できました」

ーー無事、出願できた時のお気持ちは?

「ひと安心の気持ちしかありませんでした。提出後は、同時に大学院入試を受けた同期の学生と一緒に、トリトンという回転寿司でビールを飲んだのが思い出です。最高でした」

ーー他にも今回のように後回しにしすぎてしまったことなどはあるのでしょうか?

「1年前、学会発表の際に着たスーツは、帰り道に土砂降りの雨で泥だらけになったのでクリーニングに出さないといけないのですが、未だに出せていません。今はコンビニ袋の中に詰めて放置しています」

なめさんは、「北海道大学はとても良い大学です。6万円出費してでも来る価値がありました。受験生はぜひ北大へ!」と北海道大学への熱い思いを語ってくれました。

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