先住猫の噛み癖がひどく、遊び相手を探す
クゥちゃん(2歳8ヶ月・メス)は、保健所から保護団体が引き出した猫だった。2021年11月、愛知県在住のKさんと譲渡会で出会ったそうだ。
Kさんは、2021年5月に引き取った三毛猫のミィちゃんの噛み癖がひどく、いつも手は傷だらけ。人に対して本気噛みをするので、同い年くらいの猫を遊び相手にと探していた。
「譲渡会で出会って家族にしました。私が黒猫好きだったのと、クゥの可愛さに一目惚れで速攻で手続きしました。」
人見知り、本当は甘えん坊
クゥちゃんは、初日はケージ内で怖がっていたが、ミィちゃんが遊びたくて遊びたくてちょっかいをかけた。
「クゥも全然嫌がらず、様子を見て2日目にはケージから出しました。ケージ越しに既に仲良しになっていたので、すぐに遊び始めました。」
Kさんの名前の付け方はシンプル、黒猫だからクゥちゃんにしたそうだ。
クゥちゃんは典型的なザ・猫。基本一匹でいるのが好きで、あまり子猫は好きではない。ミィちゃんとも仲良しだが、後から迎えた光ちゃんが1歳半を過ぎたあたりからそばに寄り添うようになった。
「自己主張しない大人しい猫で人見知り。でも、実は甘えん坊で、寒い時期は私ベッドの中に潜り込んで甘えてきます。ミィとクゥは同い年で生後半年頃から一緒にいます。クゥを迎えてからミィの噛み癖も治りました。2匹は本当の姉妹のように仲良く暮らしています。」
Kさんは、クゥちゃんを迎えた縁で、その保護団体のミルクボランティアを始めることになり、たくさんの赤ちゃん猫を飼育している。