側溝の格子がペシャンコに「人が挟まれたら…」「ものすごい力」激しい地震の揺れが恐ろしい

伊藤 大介 伊藤 大介

能登半島地震で、側溝の金属製のふた「グレーチング」がぐにゃりとゆがんでいました。

みょうでん(@Myoden_1031)さんが「グレーチングがペシャンコ。これだけ動いたってことね」とX(旧Twitter)に投稿した写真では、激しい揺れに見舞われて飴細工(あめざいく)のように押しつぶされています。現場の様子をみょうでんさんに聞きました。

 

みょうでんさんがひしゃげたグレーチングを見つけたのは1月2日昼、新潟市西区寺尾上の新潟西消防署寺尾出張所の側溝でした。震度5強の揺れに遭ったエリアです。新潟市は揺れや液状化現象で電柱が沈み込み、歩道のアスファルトが割れるなどの被害も出ています。

みょうでんさんは「グレーチングが見たことのない潰れ方をしてるのを見て、地震の威力に驚きました。歩道が潰れてるのはすぐ近く、電柱は2キロほど離れた場所です」と振り返ります。

グレーチングがひしゃげた写真に、X上では「人が挟まれたらひとたまりもない」「あんな硬いものが一瞬で」「大地を揺るがすエネルギーすさまじい」「物凄い力」と驚きの声が上がっていました。

新潟市ホームページによると、1月3日夜現在も新潟市内では断水被害が続いており、臨時の給水所が設けられています。道路の陥没や液状化によって通行止めも22箇所で行われています。

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