100均材料だけで完成!?懐かしのビックリマン風のキラキラシール、年賀状作りではがきとの共通点を発見

山脇 未菜美 山脇 未菜美

1977年にロッテから発売され、社会的ブームになったシール付き菓子「ビックリマン」。チョコレートをウエハースで挟んだ菓子で、シールを1枚同封していた。パッケージを開けなければどんなシールが入っているか分からないため、子どもたちはお小遣いをつぎ込んだ。そんなシールに魅了された少年が大人になり、100均の材料でシールを再現した。年賀状作りをしている時に、はがきとシールの共通点を発見したようで…。

売り切れ続出で1人3個までの制限

ロッテの公式ホームページによると、ビックリマンはピーク時には年間4億個販売された。当初の販売価格は30円。男性は「売り切れ続出で1人3個までという制限があって、100円玉を握りしめて駄菓子屋さんに行きました」と懐かしむ。時々当たるキラキラシールがうれしく、自分のコレクションを友達と見せ合ってはお互いの持っていないシールを交換していたという。大人になっても少しずつ買い足し、今では100枚ほど持っているという。

シールを手作りしようと思い付いたのは昨年末。年賀状の準備をしていて、はがき1枚(縦148mm×横100mm)とシール6枚(1枚48mmの正方形)の大きさがほとんど同じだと気付いた。男性が今ハマっている手袋ブランドのキャラクター「おたふくちゃん」をビックリマン風にデザインして試してみたという。自宅の印刷機以外に用意したのは、DAISOなど100均で買えるA4クリアシール用紙、ホログラムのキラキラシール、ホワイトマジックペン―のみ。

① パソコンの年賀状デザインを使い、上の2つの角から下へ48mmずつ印刷したい絵を貼り付けて、合計6個の絵を作る。裏面も同じように作成。

② A4クリアシールをはがきサイズにカットしてプリンターで印刷。シールを剥がした裏部分にキャラクターの白部分をホワイトペンで塗りつぶす。乾いたらホログラムシールに貼り付けてはがきサイズにカット。

③ 表面と同じように裏面のデザインを印刷すると、できあがり。

ノーマルシールを作る場合は、A4ノーカット光沢ホワイトシールに表裏面を印刷すれば完成するという。

「おたふく手袋」は義理の兄が働いている会社で、製品を愛用しているうちに「おたふくちゃん」のキャラクターに愛着が湧いてきたという。「お正月に会うのでサプライズで渡したいです。反応が楽しみです」と話した。

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