大谷翔平選手とともにワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を盛り上げた現役メジャーリーガーのラーズ・ヌートバー選手が、ファッション誌「Oggi」2月号(小学館)に初登場。大きな身体をちょこんと折って現場スタッフ一人ひとりにお辞儀しては、「ヨロシクオネガイシマス」と笑顔をみせる…。日本中の心を掴んだその笑顔は撮影現場でも変わらなかったという。
WBCを盛り上げた「ペッパーミル・パフォーマンス」は、2023 年の流行ポーズ大賞に。グラウンドで見せる走攻守すべてにわたる全力プレーのみならず、周囲を明るく元気にしてくれる人柄とチャーミングな笑顔で、CM にも引っ張りだこだ。
撮影では、いつものユニフォームからこの冬トレンドのファッションに着替え、モデルさながらのポージングは何度も撮影をこなしてきたかのようなたたずまい。所属するセントルイス・カージナルスのキャップを被って笑顔でスイングしているカットや、「きゅんです」のポーズなど、茶目っ気あふれる表情も見せた。
「僕を奮い立たせてくれるのは、やっぱり家族の存在」と涙
インタビューでは来季以降の意気込みを語った。「次回の WBC もぜひ日本代表に入りたい。でもそのためには選ばれるラインに到達するように自分自身のプレーをしっかり磨いていかないと」。そのために、「目標の焦点を定めれば道に迷うことなく、まっすぐに進んでいける」と、毎朝ノートに3つの目標を書いて実行しているそう。
日々の努力を欠かさない一方で、「僕は、大谷選手のように何でもできるような才能にあふれたプレイヤーじゃない。自分がやるべきことを、きちんと全力でやりきる。そういう部分で勝負をする選手だと思っている」
そうした“仕事の流儀”の土台を作ったのは母・久美子さん。今でも「僕の気持ちを何より奮い立たせてくれるのは、やっぱり家族の存在なんだ」とインタビューでは目を潤ませながら語るシーンも。誌面ではヌートバー選手への一問一答も掲載し、野球選手としての仕事論のほか、母・久美子さんへの想いなどプライベートにも迫った。