「取り締まり注意」「速度落とせ」 ライダーの善意のハンドサインを勘違い? 追い越し&鬼加速した女性ドライバーの結末は

中将 タカノリ 中将 タカノリ

スピード違反の取り締まり…いわゆるネズミ捕りを知らせるハンドサインがSNS上で大きな注目を集めている。きっかけになったのはろみさん(@NextYzf)が「本日の珍事」と紹介したXの投稿だ。

「某国道を走行中、前方でパッシングする車両が数台。取り締まりぽいので、ほぼ法定で走ってたのですが後方から延々と鬼煽りしてくる女性アクア様。私が前方取り締まりのハンドサインしてたんですが…」で始まる投稿。ハンドサインを無視したのか、意味が分からなかったのか、アクアは追い越し&加速してしまい、案の定警察のチェッカーが振られてしまうというエピソードだ。

公式なものではないが、バイク乗り、自動車乗りの間では前方で起こっていることを後続車に知らせるハンドサインがある。今回の場合、ろみさんは頭の上で人差し指を回した後、左手を下に上下させ「前方に警察がいる」「スピード落とせ」とハンドサインを出したのだが、後続の女性ドライバーはそれが理解できなかったようだ。

今回の投稿に対し、SNSユーザー達からは

「これはスカッと。女性の大半は色んなサイン知らない人多いです」
「自分は前方取り締まりのハンドサインをしてもらった経験がないのですが、ひょっとしたらこの女性アクアも経験がなく、ハンドサインで煽り返してきたと誤解したのかもしれないですねw」
「ハンドサイン、勉強になりました。『速度落とせ』くらいはなんとなくわかりそうでした。」
「事故るよりも止められてキップ切られる方がどれだけいいか…。彼女にとってはいい勉強になったんじゃないですかね?」

など数々の驚きの声が寄せられている。

ライダーさんに聞いた

ろみさんに話を聞いた。

ーーろみさんがこのハンドサインを知ったのは?

ろみ:30年ほど前、別のドライバーから取り締まりがあることを注意喚起をして頂き覚えました。その感謝を還元するため、自分が気付いた時は随時行っています。

ーー今回の反響について。

ろみ:今まで知らなかったハンドサインに興味を持ち、「活用します」という返信が一定数ありうれしかったです。ギスギスした時代ですので、ハンドサインなどでいろんな人が助け合うことを願い、意識改革して安全運転に努めていただけたら…と切に思います。

◇ ◇

ハンドサインにはさまざまな種類があるが、いずれも道路上で他のライダー、ドライバーと意思疎通をするため覚えていて損がないものばかり。まとめたサイトなどもあるので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。

ろみさん関連情報
Xアカウント:https://twitter.com/NextYzf

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