アメリカ独特の卵の買い方がSNS上で大きな注目を集めている。
「在米邦人の諸先輩には当たり前かもだけど『半分だけ欲しいから』ってちぎって会計OKなのを知ってびっくりのワシ」とその模様を紹介したのは現在アメリカ在住のくろさん(@kuroguro2010)。
ちょうど真ん中で無造作に引きちぎられた卵12個入りの発泡スチロールケース。なんとも豪快なアメリカならではの卵の買い方に、SNSユーザー達からは
「ええええええそんなんアリなんです⁉︎⁉︎⁉︎」
「卵を割らずに半分にちぎる超技術」
「そこいくんか・・・。フルーツとかドリンクとかは時々見るから多少おっけーなのは認識してましたが、ここまでとは知らなかった。」
「マジレスすると、半分だけ買えるけど、代金は1ダース分取られますよ。」
「これやってレジで怒られてる人を何度か見たことがあるですよ、警備員に連れられてどこかへ消えました。信じて真似しないように、とマジレス。」
など数々の驚きの声、補足情報が寄せられている。
投稿者さんに聞いた
くろさんに話を聞いた。
ーーこの状態を卵を見つけたのはどちらですか?
くろ:ニュージャージー州ベイヨンのウォールマートスーパーセンターです。
ーーこういった買い方はアメリカでは一般的ですか?
くろ:高級な卵は開封できない物もありますが、いわゆる庶民が購入する卵パックは中身を確認できるように開封できるものが多くあります。素材も発泡スチロールや再生紙を使用したものが多く、個人的には日本のような透明容器に入っている物は殆ど見かけた事がありません。しかし、レスにもありましたが、恐らくこの写真の状態で購入しようとしてもPOSレジを通せば1パック(12個)分の値段になるのではないかと思います。なので恐らくちぎった本人は払わずに万引きしたのかもしれません。
ちなみにアメリカでは卵は基本12個入りで販売されていますが、中には予め半分(6個)パック化できる物もあるようで、その場合はお店側の判断で買える事もあるようです。POSレジが普及する前は、欲しい分だけ購入する事も割とできたという話もあります。
ーーアメリカの買い物の習慣で、日本と異なる点はありますか。
くろ:ビールのようなパック商品や、バナナや野菜などでも、重さ単位または一つあたりの料金が価格表に併記されてる場合は、バラしても購入できるケースが多いです。
◇ ◇
こういった買い物の習慣は地域や店のグレードによって異なるようだ。現地の人がしているからといってそのままマネするのはよしたほうがいいかもしれない。
くろさん関連情報
Xアカウント:https://twitter.com/kuroguro2010