「神々しく尊い瞬間」山頂から眺める雲海の浮遊感 13万回再生の動画が話題「新海誠さんのアニメかと思った」

山本 明 山本 明

「北アルプス山頂で迎える朝が1番好きで尊い瞬間です…」

 そんなひと言とともに雲海を遥かに見下ろしながら山の頂にたたずむ人物を映した動画がXにポストされました。投稿したれんさんは、「最終的にこちら総視聴回数13万再生達成!バズりにバズりました!ありがとうございました!」と感謝の気持ちを綴っています。

 動画を投稿したのは「れん」さん(@xRENZAURx)のアカウントです。れんさんの監修のもと現地で動画を撮影したのは「みさいる」(@MissilePokego)さんとのことで、リプライにて「1人では撮れない動画なので本当に感謝しております」とれんさんはみさいるさんに謝意の言葉をおくっています。

「美しいのひとこと 素敵な映像感謝です」
「高い所が怖くて、体力もなく、山登りは自分の人生に一番関係のないことと思っていたので山の魅力などもほぼわかりませんでした。しかしこんなに山登りをウキウキと楽しんでいるれんさんを見て、そしてこの絶景を見せて頂いて『山を愛する』という意味が何となくですがわかったような気がします。」
「新海誠さんのアニメかと思いました…リアルは、やはり圧倒的ですね!!」

 美しい光景に感動した人たちからの声がいくつも届いています。

「雲海は一瞬なので、とても儚く神々しく美しい」

 れんさんに撮影時のことをお聞きしました。

――動画が13万回も再生されたのですね。撮影した場所と日時を教えてください。

はい、こちらはInstagramのリールでの再生回数となります(URL:https://instagram.com/reel/Cut2Bs2N-xY/?igshid=YjVjNjZkNmFjNg==)。撮影したのは2022年9月11日AM6時ごろで、白馬三山の白馬鑓ヶ岳標高2903mの山頂にて撮影しました。白馬村や高妻連峰(たかづまれんぽう)の方角を見ています。

――山頂でのご気分は?

そうですね、言葉にならない感動というかいつも号泣してます(笑)。

――雲海が金色に輝いています。

雲海は一瞬なので、とても儚く神々しく美しい、そんな瞬間がとても尊く感じます。

「3度の飯よりアルプスが好き」

 「3度の飯よりアルプスが好き」だというれんさんは、身体を鍛え、週に一度のお休みの日には30km~50kmほど2000~3000m級の山に毎週登っているのだそう。登山をする中で見つけた美しいや花や動物、そして目を見張るような光景をiPhoneで撮影し、SNSに投稿しています。

登山には苦労がつきもの…それでも登り続ける理由は?

 しかし山登りは楽しいことだけではありません。危険な動物と遭遇したり、山頂で日の出を見るために深夜1時の真っ暗な中で登山を開始することもあるといいます。そんな苦労をしてまでどうして山に登りたいのか?その理由を以下のようにれんさんは語っています。

 「登山歴は約3年です。もともとは山頂には何があるのだろうと興味本位で登ったのが始まりです。その時、達成感を得たのがとても嬉しかったのを覚えています。その後、友人に誘われたのがきっかけで北アルプスに登るようになりました。初めて北アルプスを登った日は真夏に土砂降りの中、カイロをつけての登山でした。悪天候のせいで何も景色は見えなかったんですが、達成感がすごかったんです。次回リベンジした時に見えた北アルプスの壮大な景色が僕を魅了したんだと思います」(れんさん)。

【れんさん関連情報】
◇X|@xRENZAURx
◇Instagram|https://www.instagram.com/xrenzaurx/

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