〜小規模ゲストハウスの場合〜
海外からのお客さんも訪れる京都の個人経営ゲストハウス（最大利用人数13名）のオーナーさんにもお話を聞きました。こちらのゲストハウスのチェックイン可能時刻は16時～21時で、ホームページや予約時のメールにも明記しています。
小さな宿には独自のルールが ぜひ事前に確認を
21時以降に到着するお客さんで、事前に連絡をくれて遅れる方と、連絡がないままの方の割合は半々くらいとのこと。「事前連絡してくれた方には『22時くらいまでは待ちますよ』と伝えます。当日なんらかの事情でどうしても遅れることもあるでしょうから、仕方がないですので待ちますね。連絡なしでいつ来るか分からない状態でずっと待ち続けるよりは気持ちが楽です」とオーナーさん。
連絡がない場合、ゲストが日本人であれば携帯に電話、外国人ゲストであれば使用された予約サイトやOTAのメッセージ機能を使ってメッセージを送るそう。そこで連絡がつき23時以降になりそうであれば、電話口の状況によってはキャンセル料について説明し、断ることもあるのだとか。それというのも小さな宿では、物音が響いたり、ドミトリー（相部屋）であれば他のゲストを起こしてしまう恐れもあることからの配慮だそうです。
それでも全く連絡がつかないときは「23時半くらいまでフロントでひたすら待ち、そこから寝床へ行きますが、スマホでメッセージが来ていないか何度も確認したり、ピンポン（枕元に置いている玄関のチャイムが鳴る機械）が鳴るのを待ちます」と眠ろうにも眠れない状況に。オーナーさんの苦労が伺えます。
小規模な宿は、それぞれの宿でスタッフ数や受け入れ態勢が違うため、時間制限など独自のルールが記されています。予約する場合は「チェックイン可能時間」などのルールを事前に確認し、そのルールに対応できないようであれば他の宿に変更を。事前にルールを把握した上で予約していても、当日の予定が変わったり、間に合わない場合は宿へ連絡することをおすすめします。
また、OTA（Online Travel Agency）の「楽天トラベル」ではチェックイン時刻の変更について、ヘルプページのQ＆Aで提示しています。
原則、予約時に指定したチェックイン時間の厳守を
「宿泊日当日にチェックイン時間の変更はできますか？」という質問に対し、「原則、予約時に指定したチェックイン時間を厳守してください。ただし、止むを得ないご事情でのご変更をご希望の場合は、早急に宿泊施設が明示する連絡先に直接ご連絡ください」と記載。その上で、「チェックイン時間に遅れる場合」として、利用者に気を付けてほしい点も以下のように併記しています。
＜チェックイン時間に遅れる場合＞
チェックイン時間を過ぎますと、宿泊施設の判断でキャンセルとして取り扱われることがございます。チェックイン予定時間に遅れる場合は、必ず宿泊施設へ事前にご連絡をお願いいたします。また、宿泊施設によってはチェックイン時間以降にご連絡いただいても連絡がつかない場合がございますので、ご注意ください。チェックイン時間までにお客様より宿泊施設へご連絡が無く、宿泊不可となった場合につきまして、楽天トラベルでは一切責任を負いかねます。その場合のキャンセル料に関しては宿泊施設へご確認ください。
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宿によって時間に間に合わずにキャンセル…なんて事態にならないためにも、前もって予約詳細の控えやホームページ、宿泊予約サイトに記載されているルールやキャンセルポリシー等に目を通し、必要であれば電話やメールで確認してみましょう。
また、チェックイン時刻が大幅に変わる場合には、事前に連絡を入れたほうが双方共に安心です。食事付で予約をしている場合であれば、宿側の準備の都合もあり、なおさら必要でしょう。私たちゲスト側も、思い出深い楽しい旅にするためにも、節度を保って宿泊施設を利用したいものですね。
【ロイヤルパークホテルズ関連情報】
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